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⑦フランス会社設立大作戦!

作戦はこうだった。

まずフランスで会社を設立するにあたって、日本に休眠しているが、ちゃんと存在している会社を使う。

なんと私、親父と過去3回の喧嘩をしていると伝えてますが、2回目の喧嘩をして会社を辞めた時に自分の会社を作っていたのである。

その会社は親父と和解し親父の会社に戻った時も存続はさせておいた。

そして、フランスに来る時は自分で作った会社は休眠状態にしてこちらにやって来ていた。

その休眠中だが存在する会社を、フランスに会社を設立するための調査会社として申請する。(その会社の子会社をフランスに作るというような感じだと思う)

その申請をすることによって、フランスで会社を作ろうとしている意思を、フランスへ伝えることが出来るからだ。

それによって経営者ビザという4年間もフランスに滞在できるビザを狙うことにもなった。
(就労ビザでは滞在期間は1年間なので、とても期間の長い特別なビザだ)

またその調査会社があることによって、フランスで株式会社を設立するという流れも作れるとのことだった。

「日本では全然売り上げをあげるような会社でなかったのに、閉じなくて良かった♪」とその時思った。

さて、会社を作るにあたって銀行口座が必要だった。

しかし、フランス語出来ないし英語も出来ない。

どうしたか?

さすがにパリだったので、日本語の話せる銀行が2つあったのだ。

パリというより日本人街が近いからなのかもしれないが…。

一つ目は「ピラミッド」とう地下鉄の駅近くで「オペラ通り」沿いにあった「LCL」銀行の支店だった。

そこでは日本人ではなかったが、日本語の話せるスタッフがいて、そこで法人用の口座を作った。

そしてもう一つ、日本人街から歩いて10分くらいの所に「Caisse d'Epargne」(ケス デパーニュと読みます)という銀行の支店があり、そこでは個人の口座を開設した。

ここでの担当の方はフランス人の方と結婚された日本人女性のOさんという方で、非常にお世話になった方だった。

なんせ銀行のいち担当者なのに、フランス語の会話に困った時に電話して、日本語の通訳をしてもらったほどだ。(勝手にお願いして)

日本ではなかなか考えられないが、フランスは公私混同が許されるかどうかは分からないが、ゆるい感じがあると思う。

少し話は飛ぶが、長男がフランスの公立中学校に通っている時の話だ。

彼は宿題をやるにあたりフランス語がちゃんとは分からないところがあった。

すると彼の学校の先生の娘さんが、日本語の勉強をしているとのことで、長男に宿題を教えに家にやって来てくれたのだ。

それくらいあまり立場を気にせず、親切にしてくれる国だった。

話は戻り、ではなんでOさんのいる銀行で会社の口座も作らなかったのか…。

それは単純にOさんの銀行、つまり「Caisse d'Epargne」では日本語対応が出来る部署で法人向けの口座開設をやってなかったからだった。

それで法人口座は「LCL」、個人口座は「Caisse d'Epargne」にしたのだった。

ここでフランス銀行あるある!

日本の場合は口座開設をするのにお金はかからない。

でも送金や引出の際に手数料がかかる。

フランスは口座開設にお金がかかる。

というか、月会費みたいな感じなのがかかるのだ。

そのかわり、いくら振込しようが引出しようが手数料はかからない。
(一応調べてみたら振込や引出でかかる場合もあるようです)

私は大事なお金を守ってくれているから、会費みたいなのがかかる方がなんとなく納得感があった。

日本の銀行の振込、引出で毎回お金がかかるのが嫌だなとは個人的に思っている。
(振込の回数や引出の回数で金額が変わってくるのでどっちが良いかは人によりますね。)

まあ、そんなこんなで銀行口座も開設できた。


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