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バズれハズレなら

日曜のM-1からはや4日。

まだ余韻がヤバいです。
次の日が休みだったので録画した敗者復活から決勝最後の漫才まで改めて見たのですが、今年も全組面白くてあっという間に時間が過ぎてしまった気がします!

仕事終わりに駆け込みで作ったM-1予想がファーストラウンドの順位とリンクしてたのは自分でも驚きでしたが、ウエストランドの優勝で今大会は幕を閉じました。
最終的にはウエストランド→さや香→ロングコートダディの順だったのでGYAOの3連単予想は外れましたが、これが3連複の予想ならさや香の1組軸で当たってました笑


全組もちろん面白かったですが、個人的には推しだったさや香が大爆発してたのでとっても満足です。(誰目線??)

なんか今大会はネタのテーマが少々トリッキーというかオーソドックスな設定が少なめな印象を受けました。(音符運び、免許返納、シルバー人材センターetc)

優勝者に目を向けてみると、2020年のマヂカルラブリーから2021年の錦鯉、そして今年のウエストランドと3年連続で東京拠点のコンビが優勝となりました。さらに、2年連続吉本以外の芸人(錦鯉→ソニー、ウエストランド→タイタン)が優勝というのも史上初めてとなりました。

もちろんプロでもないただのいちお笑い素人なので、偉そうにとかそんなことするつもりはありませんが、ざっくりと振り返りを。

カベポスターは順番が5番くらいだったらどうなっていたんだろう?と考えてしまいました。
大声大会とか「ん」で終わる感じとかすごい好きで面白かったです。個人的に終了後に笑神籤を引いた那須川天心選手の「ん」を笑いに変えていた永見さんがツボでした。
真空ジェシカは個人的に3本の指に入るツボネタでした。特にエンタ世代なので「派遣のニューウェーブ人材智則」がめちゃくちゃツボでツボでツボで…
敗者復活オズワルドはなんだかいつもと少しだけ違う感じがしました。夢がテーマなのもエンジンのかかりに時間を要した原因なのかなとか考えてしまいました。なんかかつての和牛のような存在になりつつあるのかなと…
しかしまだあと6回くらい出れるはずなのでいつかチャンピオンになってほしいなと思ってます!!
ロングコートダディは昨年とはまたテイストの違う舞台を縦に使った「マラソン」で抜かしていくランナーが変わるがわる
やっぱり兎さんの声とかしぐさがツボで何回も聴きたくなってしまいます。
さや香は先述したように大爆発したのでとっても嬉しかったです。「免許返納」というテーマから熱量を持った掛け合いをしつつ展開も2回、3回と変わっていってTHE王道のしゃべくり漫才って感じがしました。緩急も所々あってずっと面白かったです。
男性ブランコの「音符運び」もなんか言い表せない衝撃を受ける面白さでした。穏やかな出で立ちの2人が繰り出すリアリティがない破壊力抜群の漫才コントはもう一本みたくなるワクワク感満載のネタでした。もう一本見たかったなあ…
ダイヤモンドはおもしろ荘のベンティのネタのイメージが強かったのでしゃべくりタイプの漫才は初めて見たかもしれなかったのですが、客や会場との相性があんま良くなかったのかな?と思いました。ネタ順もあって前3組が笑いの量でお腹いっぱいにしてくれた分、少し物足りなく感じたかもしれません。伝わるか分かりませんが、夕飯に大好物の唐揚げとかハンバーグが数日続いた後に精進料理みたいなあっさり系のおかずが出てきたみたいな…
ヨネダ2000はらしさ全開の餅つきネタ。かまいたち濱家さんがコンビのYouTubeでM-1を振り返る中で「どうやったらあんな設定を思いつくのか意味がわからない笑」と言っていましたが、ほんとにその通りです!笑
イギリスで餅つきとか生きていてたぶん1回も思い付かない組み合わせです。「ぺったんこ」も耳に残るフレーズである意味今大会で一番爪痕を残したんではないでしょうか?
キュウは「〜でしょう!」の語尾とか個人的にすごい好きなタイプのネタでしたがあまり点が伸びませんでした。
キュウのネタYoutubeでたくさん上がってるので見たことない人はぜひに。「グッドバッドゲーム」とか好きです。
ウエストランドは井口さんの切れ味が以前より数倍増していてキレッキレでした。
いちおうの「あるなしクイズ」という設定を忘れさせられるほど強烈な多方面へのディスが痛快なまでにヒットしてた印象です。ネタを見ながら自分も1回はこんな感じのこと思ったことあるなぁと思ってしまったので、富澤さんの言葉を借りると"共犯"です。笑


もちろん全組どの所属の芸人さんも面白いですが、来年は久しぶりに大阪拠点の吉本所属の芸人さんのチャンピオン誕生が見たいなあとか思ってしまいました。

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