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謎の赤い薬

旦那さん 敗血症のお話です
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救急の先生が言った一言に私は耳を疑った。

「旦那さん、これ、コロナじゃないから。救急に運ばれて来た時に、こちらでも、もちろん抗原検査したんだけど、陰性でした。コロナだったとして2週間高熱が出ていて、抗原検査陰性なんて、元々コロナじゃなかったんじゃないの?とさえ、思えます。PCR検査した??」
と、先生に聞かれたので、

「したかったけど、少ししたら抗原検査キットに薄らと線が入ったので陽性です。と言われて陽性と判断されたので、PCR検査はキャンセルになり、やってないです。」

と、答えた。先生は
「偽陽性だったんじゃないの?陽性だとはっきりとした線が出るし。時間が経ってからの線はもう少し疑っても良かったんじゃないの?と思うけどね。」
と、◯◯病院の先生がもう少し偽陽性を疑ってくれたら。。と言うことを言っていた。

「私、呼吸器内科で、普段は救急いないんだけど、今日はたまたま救急にいたのでね。」
との事だった。コロナの症状に多い咳や喉の炎症などの症状がないからアレ?って思ってくれたのかも知れない。

この頃、旦那さんの糖尿病の薬の効き目が弱くなって来ていて、違う薬を調整している時期だった。新しく飲み始めた薬の副作用に尿が出にくくなる事があると言われていて、尿が出にくくなる事で、尿路感染を起こしやすくなっていた。

そして、本来ならば尿路感染→腎盂腎炎→敗血症の順に悪くなっていくところ、旦那さんの場合、コロナ陽性と判断されていた為、何もしないで自宅療養していた事により尿路感染が悪化してしまい、敗血症にまでなってしまっていた。なんていう事だろう。こんな事、あっていいのだろうか。。

あの抗原検査の時、陰性だという判断がされていたら、熱があっても病院に受診する事が出来た。
そしたらもっと早い段階で治療する事が出来ていたはずだ。コロナ陽性と判断された為に、熱はコロナからの熱だと思って疑わなかった。

そして、陽性と判断されたがために処方された、あの謎の「毒」の様な赤いカプセルの薬💊

見るからにこれ、飲んで大丈夫なの??と、思う様なシロモノで、旦那さん曰く、
「あの薬飲んでから明らかに悪化していった」
と言っていた。

後からあの赤いカプセルの薬を調べたら、どうやら買うと10万円くらいするという👀

嘘でしょ??
もちろん、あの頃はコロナに関する治療費は国の負担だったので、個人負担はなかったけど、ホントにあの赤いカプセルがそんな値段するの??と驚いた。

薬自体もどんなものなのか分からないけど、今思えば、なぜお年寄りと基礎疾患持ちの人にしか処方されない薬だったんだろうか?考えたくはないけど、私には何か実験的な匂いがした。とにかく、あの赤いカプセルの薬には不信感しかなかった。

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