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物の価値観と考え方のすれ違い

こんばんは。
最近、暑くなり、寝苦しい夜になってきました。
又、夏風邪や体調を崩す人もよく見かけます。

皆さんは、いかがお過ごしでしょうか?


今日は、物に対する価値観の違いから、家族と衝突するような出来事がありました。

先日暑かったので、寝室のエアコンを入れたら、冬に個人的に掃除した仕方がイマイチだったのか、黒いススのような大きなホコリの塊が部屋中に舞い散るハプニングに見舞われました。

すぐに、エアコンを止めて窓を開けて扇風機のみで過ごしていましたが、
暑さが増す一方で我慢できなくなりました。


エアコンは、もうかれこれ使い始めて10年が経ちます。

巷では、家電は10年たったら、手入れやお掃除して使うにも、数万円かかるので、悪くなったら買い替えした方がいいですよね、という声も聞かれます。

私もそう思ったので、主人に相談しました。

しかし、「いやまだ買い替えない。」
との返事。

「えっ、修理してみる?」
と私が聞くと、
「いや、それもしない。」と答える主人。


私は納得いかなくて。
でも、エアコンは高いので、すぐすぐ買える物ではないのは、よく分かります。

でもね。
(寝る部屋で涼むのに、黒いススやホコリの塊吸い込みながら寝るのはやだなー。)
と私は思いました。 


色々と考えあぐねた結果、実父に相談しました。

エアコンの状態が悪くって、使うとススが舞い落ちるから買い替えたいのだけど。
主人は今は買わない。お金は出さないし、修理も検討しないって言うから。

でも、エアコン高いけれど、このままだと暑い夏場は限界がくるし、熱中症になったりするのも嫌だから、お父さんお願いします。エアコン買うのに、お金を工面してください。

そのように父に頼みました。

本当に苦肉の策でした。

そうして、父の承諾を得て、エアコンを買うことにしました。


しかし、父親には、
「今度だけだ。お前の為にならない。
そういう生活に必要なものは、父親ではなく夫に出してもらうべきだからな。」と釘を刺されました。



「はぁ~、また主人と父親が揉めなきゃいいな~。」と思いました。

しかし、もうすぐ母の七回忌があり、主人と父親が顔を合わす機会があるのを思い出しました。

(いきなり、父親が主人に嫌なことを言って気を悪くさせて、ケンカになると厄介だよね。)

そう思った私は、その話を、主人に話しました。

案の定、主人はその話が面白くなくて、私たちは言い合いになってしまいました。


主人は、そういう高い買い物をするには即決せずに、もっと計画を立てて買い替えとか考えようと思ってた、と言いました。

しかし、この前、エアコンの買い替えについての話を切り出した時は、
今は買わないよ。修理も今はしない。とだけ告げられてしまって。


(それなら、その時にそう言ってくれたら良かったのに。)
と、私も内心思いましたが、
もう買った後で、しかも、父親に工面してもらったので、自分の中でも咀嚼できなくて、モヤモヤしたままでいました。


それで、息子に話を聞いてみようと思いました。
斯々然々とその話をしたところ、息子から、
「お父さんにはお父さんなりの考えがあったんじゃない?」
と言われました。
よく聞いてみると、
「お父さんは、エアコンは壊れるまで使う物だと思っているから、黒いススとかあまり気にならないで、部屋が冷えればいいと思ってるんじゃない?」
「でも、お母さんは、寝る部屋にススが舞い散っているのはとても嫌だったんだよね。」
と言われました。

(ああ、確かに。)
(考え方が違ったんだなー。)

私は、寝室にいることが多いのだけど、主人はリビングで過ごすことが多いし。

そういえば、主人は、そんなに嫌ならリビングで過ごせば済むじゃない?とも言ってたなぁ。


それから、主人と父親の間にいる私は
どうしたらいいかな?
と息子に聞いたら、
「いや、お父さんにはお父さんの考えがあって、今すぐは買わないって言ったみたいなんだけど、お母さんは
夏なのに熱中症になりたくないし、黒いススが気になって買い替えか修理したいと思ったから、折り合いが付けられなくて、お祖父ちゃんに頼むことになっちゃったんだよね。
とお祖父ちゃんに話しておいたらいいんじゃない?」
と言ってくれました。

まあ!息子は二人の親の気持ちをよく分かってたんだなー。
そして、お祖父ちゃんと父親との間に入るのは難しいかもしれないけど、話し方に気をつけて話しをすればいいんじゃない?とも言ってくれて…。


今日の一件で、息子に感謝の気持ちを抱きました。

そして、揉めていた大人の私たちのことをよく観察して、聞いていて、良いことを言ってくれたなぁ。

嬉しくもあり、気持ちに収まりがついて、とても安堵しました。

「ありがとうね、息子。」


今日のことは、ほんの小さなすれ違いで起こった夫婦間のいざこざでした。

物の価値観や考え方のすれ違いは、本人たちが腹を割って話をしてみないと分からないですね。

また、話しただけでも、相手の考え方や気持ちを察することができなければ、誤解し合うし、変に話が縺れることもあります。


今回は、息子という第三者の意見を聞いたことで解決することができそうです。


早合点した私も私。

でも、、
普段養ってくれて生活を共にしている主人への感謝、父親の娘を思ってくれる気持ち、親の気持ちを汲んで間に入って話をしてくれた息子。

そんな3人の存在に、
『本当にありがとう!』
という気持ちになりました。


これからもよろしくお願いします。

そして、私自身もそんな家族に報いることができるような私でありたい!
と思いました。














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