たわいもないこと

最近、気づいたことがある。

自分にとってどんなに嬉しいことであっても、それを分かち合える人はごく少数に限られるということ。たわいもないことであること。

例えば、最近私が結婚したこと。

これは、アトピー でずっと自分を醜い醜いと思い、今世では自分にパートナーを作るのは無理だと思っていた私にとっては、この上もなく、最上級の嬉しいことだった。

でも、それなりに仲の良い人や知り合いにとっては「自分には関係のないこと」だろう。(多少おめでとうとは思ってくれたかもしれないけど)

思えば、私も他人の結婚や出産に対して自分ごとのように喜ぶことはあまり無かった。

友人からエコー写真を見せられても、「へぇ〜!最近はめっちゃ立体的な写真なのか」とは思ってもそれ以上の感想は無かった気がする。

でも、それでいいんだ。
SNSを見ていると、自分の幸せなことをどんどん発信できていないと劣っている気がしてしまう時がある。

そんなことはない。
自分の幸せは、自分の中で噛み締めて、味わえばいいんだ。
他人に、自分の幸せの押し売りなんて、しなくてもいい。

押し売りしたくなる時は、多分自分に起こってる幸せに、自信や確信がなくなっている時だと思うから。

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