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旅行記/気づきを深ぼり記録しています🚶 歴史・民俗風習・温泉・地質・珍スポットなどいろんなことが気になる!マイペースにゆるく更新します

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「尾瀬の玄関」福島・檜枝岐村で受け継がれるもの

福島県南会津郡檜枝岐村 ここは福島県側の尾瀬の入り口に位置し、大自然に囲まれたこの村には、古くから村の人たちの娯楽として歌舞伎などの文化が脈々と続いている。 ――もともとそんなイメージはあったけれど 実情を知らない同村に行ってみたい、ということで昨年のお盆、ようやく訪れてみました。 村へ続く国道352号線を進むと、道沿いに道の駅や商店、墓地、「檜枝岐歌舞伎」と書かれたのぼり旗も見えてきた。 通りを歩くと「歌舞伎の舞台 橋場のばんば」という文字、歌舞伎役者の写る目立つ看板

    • 8月5日に行われた第63回水戸黄門まつりの神輿連合渡御にて。水戸市役所僊湖会の神輿に農人形が祀られていました。 農人形は第九代水戸藩主・徳川斉昭の農民への敬意から生まれた水戸の民芸品。知らない地元民も多く、もっと注目されたらいいなあと思うもののひとつです

      • ふらっと京都・伊根の舟屋

        京都駅から車を約2時間走らせ、「伊根の舟屋」で知られる京都府与謝郡伊根町の伊根湾に面した集落に訪れた。 1階部分に舟を収納するため、海面すれすれに建てられた舟屋がずらりと建ち並ぶさまは、なぜかどうしようもなく懐かしい気持ちにさせられる。 そんなこの地のことを深掘りしてみました。 「伊根の舟屋」は、丹後半島の北東部に突き出た「亀島」から入り江状になった海岸線に沿って続いており、約5kmに渡って230軒あまりの舟屋が並んでいる。 伊根町観光案内所のあたりを最初に目指せば、「

        • 紙の門松?山梨のお正月から

          ここ数年、三が日を山梨県で過ごしている。すると、お正月に各家々の玄関などに飾られる"お飾り"に違和感。 正月の神様を家に招くための依代として飾られる、あのお飾り。しめ縄に松など植物があしらわれたお飾りがお馴染みだが、山梨県では紙に門松と「賀正」と文字が書かれたものが貼られていた。山梨県の正月風景としては一般的のようだ。 一体これはなに…?!調べてまとめてみた。 山梨県で見た紙は「門松ポスター」というもので、町内会等で配布されるほか、スーパーやホームセンターでも販売されて

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        • ふらっと京都・伊根の舟屋

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          秋田・ナマハゲを知る

          2023年4月半ば、車で秋田県へ向かった。 東北も東北の地。関東と比べ春の訪れが遅くあちこちで満開の桜が迎えてくれる。地元の人の話によるとそれでも今年は早いとのこと。タイミングよく、春めいた秋田各地を移動して周った。 さて、男鹿半島へ向かった。 男鹿半島には本山・真山・毛無山(または寒風山)の男鹿三山がある。修験道の霊場として山岳信仰が盛んな場であったそうだ。男鹿半島を車で走っていると、こうした山々が姿を見せる。日本海に面した北国、特に真冬の厳しさは想像を絶するが、土地に暮

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