イタリア旅行を振り返る
イタリアは、太陽の日差しが強く、暑さはからっとしている。その為、長時間の移動も苦にならない。雨もあまり降らず、天気はずっといい。
人は、明るく陽気な人が多い。若い男性は、日本で言うヤンチャなお兄ちゃんのような人が沢山いる。若い女性は、美人が多い。
中年層は、お喋り好き。ご老人は、イメージしていた通りのイタリア人の服装をしている。
総じて、皆明るくお喋りである。
美男美女ばかりで、太っている人や、暗い人はあまり居ない。
ジプシーと呼ばれる浮浪者は、2度だけ会った。ベネチアの街の中心地でスーパーの袋を持っていた。食べ物を買えるだけのお金はあるようだ。もしかしたら、どこかに住む場所があるのかもしれない。イタリアの福祉も気になる所だ。
それから、観光地に行くと、頻繁に小売りのインド系の人々に会った。充電器、かさ、水等、観光客が必要としているであろうものを売り込んでいた。
たまにあるマグネット等が売られている売店も、インド系やアジア系の人が商売していた。若干話がずれるかもしれないが、人種差別は一般的なレベルであるようだ。
食べ物は、とにかくトマトとオリーブオイルを使った料理が多い。あっさりしており、日本人好み。
ローマのホテルに置いてあったスプリングルスも塩味が丁度良かった。
ホテルの朝ごはんは、3ヶ所ともバイキング形式だった。大体同じメニューである。ハム、チーズ、ソーセージ、ベーコン、スクランブルエッグ、ミニトマト、フルーツ、甘いクロワッサン、ケーキ、フルーツジュース、ヨーグルト、コーヒー等々。
どれも新鮮で美味しく、特にヨーグルトが濃厚で脂肪分たっぷりで美味しかった。ハムも、3種類程あったが、サラミのようなハムが一番美味しかった。
次は、3都市で食べた郷土料理について書いてみる。
ローマでは、アマトリチャーナを食べた。トマトのパスタのような物で、食べやすく美味しい。フイットチーネで、かみ応えがあり、一皿分で満足感があった。
フィレンツェでは、ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナという牛肉の塊を食べた。肉が固く、食べにくかった。
ベネチアの料理はとても美味しかった。
イカ墨パスタ、ボンゴレパスタを食べた。海辺街なので、魚介類が充実しており、新鮮な海鮮類を楽しむことができた。イカ墨パスタは、歯と唇が黒くなってしまうため、注意しておきたい。
他に食べたもので美味しかった物といえば、フィレンツェで飲んで食べた、白ワインとカプレーゼ。
白ワインは、店主に任せたのだが、日本人好みであっさりしていてすっと身体の中に入ってきた。
カプレーゼは、モッツェレラチーズの弾力があり、トマトと合わせて食べると、酸味とクリーミーな味の組み合わせが絶品だった。
それから、ベネチアのトラットリアで食べたトマトのニョッキ。トラットリアは大好きだ。レストランにも入ったが、トラットリアは安く、家庭料理を提供してくれるからだ。この店は、サービスでオリーブオイルの乗ったパンを出してくれた。サクサクしており、とても美味しかった。
トマトのニョッキは、「ばかうま」という言葉がぴったりの料理だった。
ハズレなしの名品といえる料理で、とても美味しかった。