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ぎんなみ商店街の事件簿(Sister編)

久しぶりに本を読破しました。
手に取ったきっかけは友人のテンション感。普段は本を読まない友人が「この本興味あるんだよね」と語っていたので、Sister編を買って読みました。
友人がBrother編を読み終わったら交換する予定です!

3姉妹の中間子である都久音視点で描かれる物語。姉の佐々美、妹の桃と、姉妹には焼き鳥の部位名が付けられているのが特徴です。
最初のページを見たときに、重たい感情が描かれる小説なのかなと考えたのですがそこまで重くもなかったです。

都久音の友達に対する恥ずかしさや遠慮が見えるストーリーは共感できました。
「嘘をつかない」「押し付けない」「心配しない」は大人へ成長していく都久音の成長過程を見るようで。
こういった経験から心が変わっていくんだなと人の成長を覗き見た気分です。

久しぶりに本を読んだ感想は、充実した時間と疲れるということ。
本を手に取って読むまでのハードルが高く、普段はあまり読めないのですが読むと心が穏やかになる。ゆっくりと字を追いながら想像を膨らませる過程はワクワクが止まりません。後は読んだ後の疲労感が凄い。ずっしりと脳を回転させているので、充実感とともに5km歩いてベンチに座ったときのような疲れを感じました。

もっと本読みたいな。Brother編も早く読まなきゃ!

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