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どんな気質であっても…自分と向き合うことからはじまる

初回2014.3.12にameblo投稿のものを少し手直ししたものです。

わたしが最初にこの話を投稿した頃・・・当時はまだHSPという概念については、まだ日本では然程知られていませんでした。

HSPとはアメリカの心理学者 エレイン・N・アーロン博士が提唱した比較的新しい概念であり とても感受性が強く敏感な人のことです。
新しく発見された気質ではなく、長いこと誤解されていた気質です。

人口の15~20バーセントがHSP(Highly Sensitive Person)と言われています。
(約100種類以上の生物にみられるため、種の存続に利点があるからではないかと他の敏感な性質に調べている研究者の見解も一致しているようです)
 
繊細に物事を受け止め、些細なことに動揺しやすい傾向があるHSP(Highly Sensitive Persons)という性質がベースにある方々は

​直感的に察する力や感情も豊かなのですが
思考優位になりがちで感情を抑え込みがちであったり

人の気持ちを思いやり、また深く内省して考えるゆえに
実際の出来事の記憶よりも感情や思考の記憶が強くなりがちです。
敏感で繊細な感性を良しとしない環境で育つ場合など、時として生きづらい思いをするかもしれません。

生き辛い。。というよりは要領よく立ち回ることが好きではないので、なんだかみんな要領よくやっているなぁ。。それに比べて私って。。なんでそうできないんだろう・・・という感じが近いかもしれませんね。

今は様々な情報が膨らんで発信されており、
アーロン博士が敏感な気質の人を肯定的に捉えた概念だという事が忘れ去られてしまったような表現もあったりで、なんだか違う方向にも進んでしまっているのかなと、少しモヤモヤっと感じる事も多々ある今日この頃のわたしです。


どんな気質がベースにあったとしても望む人生を歩む為には

自分が何が嫌いで何が好きか
どんなところであれば居心地が良いのか

自分の気持ちや感情を知り、
受容し向き合っていくことが一番大切なんじゃないかなと感じています。

自分の事ってわかってそうで案外わかっていないことも多いものですね。

今の自分の状態を知る事ができてこそ、スタート地点がわかり

未来のありたい姿を明確にイメージすることで行き先にナビゲートされていく

この手順を踏んでいく事で
(どうせ変わらない・性格だしと)変えられないと思っていたことは大きく変わっていきます。

私自身が体感し、また体現してきた全て…そして多くの(マイノリティ側の)方々との交流の中での気付きなど。

今、ひとりでも多くの人に伝えていけたらなという思い、
そして多くの人と語り合いたいなと感じています。

活動当初から今まで
わたしが伝えたいことは基本変わりません。

各々が、弱みだと思っているところに強みはあって
それを活かして人生を軽やかに楽しめる

『人生って楽しんでも良いものなんだ』と気づいて欲しい。

そして其々が自分の思いや考えをアサーティブに
率直に相手も尊重しつつ気兼ねなく対等に自由に表現できるような世の中になって欲しい。

その為の第一歩となるベース基地として安心安全の場を提供しつづけたいと考えています。

以前HSP交流会に何度か参加していただいた方に、心のオアシスと言っていただけたのがとても嬉しかったことを思い出します。

気質を知り、また自分が何が好きでどんな時に嬉しいのか…どんな時に悲しいのかとしっかり向き合ってみることはとても大切です。

ひとりで向き合うのは怖くても
一緒なら大丈夫

未知なる可能性の扉を一緒に開いてみませんか?

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