【集客】必死にブログ、YouTubeを更新していたのに売上減少・・・からのV字回復したシンプルな方法
倒産寸前、SNSからの売上が激減
いやはや。もうどうしたらいいの・・・?という感じだったんですけどもね。
実は去年ですね、本業の工務店ビジネスが資金ショート寸前まで追い込まれまして汗
といいますのも。
ホームページやSNSから新築のお問い合わせが激減するという、思いがけない状況に陥ったんですね。
私は自分で言うのもなんですが、自社のSNS運用はある程度自信があったんですよ(笑)
以前はYouTubeからも新築受注が出来ていましたし、ホームページからは濃いお客様が集まっていたのに・・・汗
去年はその自信を一気に打ちのめされました(笑)
しかしま~なんでこんな事になってしまったのか?と今になって分析してみますとですね。
まあ大きいのは円高による物価上昇ですよね。
今(2024年9月現在)30坪前後の新築を建てるとなると普通に3000万~4000万円ぐらいかかります。
ちょっと前までは2500万円もあれば建てれたんですけどもね汗
正直若い人が家を建てるのは相当なハードルになってしまいました。
SNSから売上が激減した大きな原因とは
さらに深堀りしてみますと。
まあ今冷静に考えてみると分かるんですけどもね。
今回の売上減少の根本的な原因は「メインターゲットを選定していなかった」というのが大きいところでした。
正直自分の中では「質のいい家が欲しい人」というのをターゲットに据えて「家の断熱力」だったり「暖房効率の良さ」だったり発信していたんですけどもね。
いつの間にやら「資金計画」がメインになってしまいまして。
「高性能な良質な家をお届けする」というコンセプトが「予算を抑えつつ賢く家を買う」という内容にブレてしまっていたんですね汗
そうなると最初から予算が厳しいお客様ばかり集まるんですよね汗
けっきょく価格競争に巻き込まれ本来得意とする「良質な家の提供」が出来なくなってしまったのが大きな原因でした。
売上げV字回復、行った施策とは
正直このままでは資金ショートして倒産一直線という状況でしたから。
本当に頭を絞りもう一度ターゲットの選定から見直しました。
まず始めたのは顧客データの見直しです。
そこから見えて来たのは「50代以降のお客様の売上単価が大きい」というデータでした。
50代以降のお客様は新築というよりもリフォームがメインになってくるのですが、それがほぼ新築に匹敵するほどの大規模リノベーションが多かったんですね。
そこに気づき大幅に作戦変更を行いました。
50代以降にダイレクトに届く一番有効な集客方法とは
このままSNSで発信内容を変えたとしても効果はすぐに出るワケもなく。
どうにか50代以降にすぐさま訴求できる方法はないか悩みました。
その結果たどり着いたのが「新聞折込チラシ」だったんですね。
(はあ?いまさら折り込みチラシ?)なんて言われそうですが汗
それにはいくつか理由があります。
・新聞で情報を取るという事は普段から活字になれているという事
・今の時代まだ新聞をとる余裕があるという事はある程度富裕層であるという事
・何気に公務員など公的立場の方は新聞をとっているという事
ほかにも色々理由はありますが。主な理由はこんなところですね。
そしてしっかりとチラシに「50代、60代のリフォームを検討されている方へ」と訴求し手にしてもらいやすい仕掛けをこれでもかと盛り込みまして(笑)
一か八かで近郊エリアに3万部ほど撒いたところ・・・
なんと!
10件以上の問い合わせ電話が鳴り響きました汗
売上に換算するところ、最初のチラシで1200万円弱(!)
いやはや・・・なんともびっくりする成果にいまだに驚いております。
SNSに限界を感じたら幅広い視野を持つことが大事
正直これほどの効果があるとは・・「今の時代SNS」という考えは基本的には変わらないんですけどもね。
チラシも捨てたもんじゃないなと(笑)
よくよく考えると家電メーカーしかり車屋しかり。
チラシ媒体はまだまだ活用している会社があるワケで。
活用しているということは「一定の成果がある」ということですからね~。
今回はかなり考えさせられました。
日々精進が大事ですね。
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