”少年”野球の指導は「ママ」でも対応可能です
■”指導”と書くと仰々しく感じますが…
安心してください!
…履いてま………、
ママの皆さんでも小学生に「野球」を教えられますよ。
ポイントはあまり難しく考えない事なのですが、以下になります。
まずは我が子をじっと観察してください。
※「投げる」「打つ」などアクション毎の観察を推奨します。次にプロ野球選手や、周囲の”上手”な子供の動作も観察してください。
※参考動作はyoutubeで検索したらわんさか出てきます。笑上記を踏まえて我が子をもう一度じっと観察してください。そうすると、そのうち”ノイズ(※力み、ぎこちなさ等)”が気になるようになります。そこに気づけばもうゴールと思って下さい。
後は気になった”ノイズ”を我が子に伝えるだけでOK。
※伝えるときは必ず大きな1つに絞ること。
(尚、指導において”ノイズ”に着目することは以下で説明しています。)
上記で伝えたいことは箇条書きしましたので、以下からは駄文にて。
ゆるりと行きましょう。
■自身の指導によって”改善させる”と考えるから難しくなる
皆さんは「エグゼクティブコーチ」という言葉をご存知でしょうか?
昨今「コーチング」という手法がビジネス界隈でもホットワードになってきておりまして、その手法の中で「経営者」へのコーチングを生業とする職種です。
面白いことに、エグゼクティブコーチは”基本的に”以下の事をしません。
エグゼクティブコーチングは、あくまでお客さんが選ぶ方向に一緒に進み、お客さんが探求したいことを探求します。
そのためスポーツの世界で行われる「コーチング」とも一線を画す考え方になります。
ここでもう少しイメージが付きやすいように「ティーチング(ex.先生)」という言葉も使用しながら、車の中の座席位置に例えて説明します。
【ティーチング】
<運転席>指導者 / <助手席>子供
⇒ティーチングはやり方や答えを教示するのが重要なので、やって見せて教えていくのが基本。ポイントとして子供は”助手席”に座って習っているので、受け身的になりやすい。
【コーチング(スポーツ)】
<運転席>子供 / <助手席>指導者
⇒コーチング(スポーツ)ではあくまで練習をする主体は子供にあります。助手席に座って、こんな風にしてはどう?なんで今そうしたの?というように、同じ目線で助手席からアドバイスや気付きを誘発していくようなイメージの手法になります。
【エグゼクティブコーチング】
<運転席>子供 / <後部座席>指導者
⇒エグゼクティブコーチは更に練習する主体も責任も”子供”へ持たせます。行く先を決めるのも、そこまでたどり着くまでの道を考えるのもすべて子供。指導者は後部座席から見守ります。実は<行先>も<道筋>も知らなくても成り立つのがこの手法です。
ここまで説明していると、
「我が子をエグゼクティブ(経営者)と同列で捉えろと?」
というツッコミが入ってきそうですが、私はそこまでプロフェッショナルになって欲しいとは思っていません。
あくまでビジネスフィールドで「エグゼクティブコーチング」という手法が成り立っていることを知ってもらい、
上記で説明したような
「立ち位置」
「手法(マインド)」
でも取り組み方によっては指導は成り立つことを伝えたかっただけです。
……なぜ成り立つと思うのか?ですか?
そんなの決まってるじゃないですか。
お腹を痛めて産んだのはお母さんであり、
誰よりも我が子に時間を費やし、その子を理解しているからです!
そんな”お母さん”だからこそ、きっと我が子の”癖”を見つけることも出来るだろうと私は思っています。
経験上、私がココの動きが気になるとママにお話ししたとき、大多数のママが「そうなんです。気になってました。」と答えられてました。
■後は勝手に子供が改善するように導く
大事なことですのでもう一度言いますが、
「ノイズ」を見つけた後は指導して改善させようと思うのではなく、
これが気になるんだよね~?ということを伝えるだけでOKです。
(野球経験があれば指導して改善もOKですし、素人として一歩踏み込んで気になるyoutubeを一緒に見るだけでも効果ありです。)
どうしてもママの皆さんは
・野球経験が無い
・指導は週末指導者に委ねているので邪魔はしない
ということに気を遣って、野球スキルについて何も言わないようにする傾向にあると思います。
しかしながら考えてもみてください。
相手は成長過程の小学生です。
全ての事が成長中ですので、あらゆる可能性を注入して良いタイミングと思います。
ですので、”素人が指導をしておかしくなるのが怖い”ということでしたら、あくまで改善してアクションしていく主体を「子供」に委ねてしまい、
我が子に
「母に気づかされる」⇒(ちょっとムカツクw)⇒「考える」⇒「解決策を探る」⇒「練習&トライする」
というサイクルを外部から発生させるだけで十分指導になると思います。
(というか、、、そもそも週末指導者の多くは”素人”ですよw)
以上が本日の記事になります。
とはいえ、気づいた”ノイズ”自体も正しいか不安です、という声も聞こえてきそうですので、いずれ少年野球指導における「ポイント」も記事にしたいと思います。
長文にお付き合いいただきありがとうございました。
少しずつ発信してまいりますので、どうぞ気楽にお付き合いください。ノシ
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