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「娼年」感想

著者 :石田衣良
監督:三浦大輔
ジャンル:恋愛

R18映画です。濡れ場たっぷりこ。
興味あったけど家族いない時でないと見れないので、やっと見れました。

あらすじ

名門大学に通う青年は、日常や女性との関係に退屈し、無気力な日々を過ごす。そんな中、彼はあるきっかけで出会った美女にいざなわれ、男娼として働き始める。そして、さまざまな女性と交わる中で、それまでとは異なる人生観を見いだしていく。

Yahoo!検索より

世界観、謎〜!

ダウナーな大学生、森中領は世の中つまらんモードに入って無気力に過ごしていました。
ある時、やばい商売をしている御堂というお姉様に「女はつまらない」と言ったことで誘われ、セックス試験をさせられます。なんで
「あなたの相手はこの子がするわ、私は見てる」御堂お姉様は涼と女の子のセックスを見守る。なんで?

好みは当然あるとして、この独特の官能的な(そしてかなり女性主体な)世界観にどっぷり浸れないと楽しめないかもしれない。
私は割と現実的に考えちゃうので、ちょっと冷めちゃいました……濡れ場シーンも超激長で、AVより動いてるシーン長いかもしれないです。ちなみに男同士もある。

とはいえ最初のセックスシーンを過ぎ、いよいよ映画の本番。お客さんと仕事を始める。
最初のお客さんのヒロミは、「彼女いるの?」と聞いておきながら自分が聞かれると「そういう話はやめましょ」とか言ったり、ちょっと話してすぐ帰ったと思えば、翌日また予約してくる。「今日はどうしよかな〜って考えて待ち合わせ行くのが好きで、すぐに寝てしまうのが惜しくなる」とか言う。そんなやや面倒な客が多い。

森中領(松坂桃李の顔をしている)

会話下手、暗い、哲学好き(特にパイドロス)、気になる話には早口、年上好き、めちゃめちゃ女遊びしてる。

そして、セックス超乱暴(松坂桃李が?)。抱きてえ〜ってなると壁とかにガンガン押しつけてセックスし始めたりする。
抱いた後は饒舌になる。何故かは知らんけどロールプレイも結構できる。

なんかふんわり哲学的なことを知る映画

セックスの方が目を引きますが、たぶんテーマとしては「女性の欲望」って所に焦点があたっているのかなと思う。

それにしても領の彼女とかマジ面倒くさいし、手のかかる女しか出てこん!だいぶイライラする😡
人を選びますが、哲学を香らせる大人の雰囲気が好きな人は合うかも?な映画でした。

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