（日記）京都に行って、これだけ。

2023年2月21日。
毎月21日は、東寺の弘法市へ行く。
電車の窓から見える山々や、瓦屋根の家には、白いものが。
京都駅に着いたら雪が舞っている。
天気予報を見ても、雨マークすら出てないが、傘を買おうということになり、イオン内のユニクロで購入。
1990円、と、良いお値段。
雑貨屋さんのカラフルな傘は880円。
建物の外へ出たら晴れていた。

いつも行くお店を回った。
水戸から来たという男性が、お茶の仕覆用の更紗を探しているという話から、茶かごという旅用のお茶道具入れを拝見することになった。
材料は、自然のもので手作りだという。
やしの実で作られた入れ物の中に小さな木製の茶碗や、茶杓（清水寺に落ちていた枝で作ったのだそうだ）茶筅立て（蓮の実の部分をひっくり返して使う）、茶巾入れ（鹿の角を筒状にして）、など。
何かを作ったりする人は楽しそうだ。

おばさんが1人で切り盛りする、屋台のお好み焼きを食べた。
クレープのような生地の上に千切りキャベツが山盛り、
その上にカリッと焼かれた豚肉がのっかっている。
ソース、マヨネーズ、かつお節、青のり、オン。
その場で食べた。中には、卵、桜エビ、紅生姜も。
満足の500円。外国人も喜んで食べていた。

買ったものは、ガラスの霧吹き。
「おいくらですか？」
「もう、寒いし、いくらでもええわ、ほな500円」
高いのか、安いのか。

「東寺の後は、清水寺に行こう」と言っていた主人も雪が散らつく冷たいお天気に、あっさりアイデアを却下して、またイオンに戻った。
主人はうどんとおにぎりを食べ足した。
スターバックスで、トリプル・エスプレッソ・ラテを注文した。
香ばしさ、甘さ、苦さ、ドンピシャの美味しさ！
エスプレッソは好きだけど、少ないので、これは嬉しい。
15分で飲み干して、混まないうちにと、京都駅を後にした。
京都にいたのは、実質4時間。

こんな贅沢な京都訪問。
アメリカにいた時には考えられない。
絶対、清水寺に行っていただろうし、日が暮れるまで歩き倒しただろう。

大きな本屋さんに寄って、帰宅後、アイスクリームとスナック菓子。
ルピシアから送られたサンプルのお茶、ウメ・ヴェール（甘酸っぱい梅の香りのする緑茶）、美味しかった。

トリプル・エスプレッソ・ラテ

追記：実は、その日の朝9時ごろまで、京都各地は雪景色を楽しむことができたらしい。それを後で知った主人は、「やっぱり早起きは三文の徳だなあ」と、後悔していた。