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生理が5年間ぐらい来てない話

私が生理がこなくなったのは大学4年生の頃だった。

5月ぐらいに就活を終えて、残りの大学生活を楽しもうとアルバイトをしながら日々を過ごしていた。

元々周期もかなり不順で、20日でくるときもあれば40日ぐらいでくるときもあった。
そんな感じだったため、予定通りにこなくてもあまり気にしていなかったのだが、
9月に最後の生理が来てから4か月ぐらい来なかったときに、さすがに…と思い婦人科を受診した。

何もわからず、とりあえず先生に2種類の薬(プレマリン、デュファストン)を飲むように言われ、薬で出血を起こすという日々が続いた。

ネットを調べていると、2~3か月薬を飲んで、自力で生理がくるか試す、というのが多いみたいだけど、私はちょこちょこ血液検査をして、まだ数値が低いから、という理由でずっと飲んでいる。

なぜ今こんなことを書いているのかというと、
今28歳になって子供を真剣に考え始めたときに、初めて自分の状況が子供を作るうえで不利な状況になっていて、もっと早く真剣にこの状況を治すために取り組めばよかった、と思っているから。

というのも、はっきりとした原因はわからないのだけど
おそらく生理がこなくなった要因の一つにダイエットとストレスが関係していると予測しているから。

生理が来なくなった大学4年生の頃、私は就活のストレスと痩せたい、という気持ちで5キロぐらい痩せた。

元々155cm、45キロぐらいで決して太っていたわけではなかったが
高校生ぐらいからずっと「もっと痩せなきゃ」という気持ちが強く「食べたら太る」という図式が頭に張り付いていた。

特に大学4年生の頃は、飲食店でアルバイトをしていて
バイトが終わるのが午後10時ぐらい。そこから社員さんがまかないを作ってくれるのだけれど、そんな時間に食べたら絶対太る!と思い、まかないは断り家に帰ってキャベツを食べる日々。

そんな状況にプラスして、なかなかうまくいかない就活でストレスはマックス。

記憶が定かではないが、おそらく半年ぐらいで5キロぐらい落ちた。
テレビでいう摂食障害とは程遠いと思っていたし、痩せたという自覚はあったけれど健康に被害をおよぼすほどではないと思っていた。

だけど今覚えば、元々太ってもないのに短期間で痩せて、
しかも健康的ではなく偏った栄養素で痩せた身体に危機感をもつこともなく、むしろ痩せて少し嬉しい、と思っていたのは間違いなく異常な状態だったと思う。

そしてこの状況に最近になってやっとおかしかった、と今になって気づいた。
今の体重は当時ほどではないが、155cm42~43キロぐらいで、「この体重をキープしなきゃ」と本当に最近まで思ってきた。
少しでも増えると、運動しなきゃ!と走りにいき、夜にラーメンなんて絶対嫌(健康的なものが好き、ということも多少は関係しているが)、そんな日々を送ってきた。

むしろそういう傾向は年々強くなっていった。

だけど「子供」という問題に直面し、私はもしかして今まで食に縛られすぎていたし、もう少し太るべきなのでは…?と思ったのだ。

とは言え、太るのはやっぱり怖いし、体重が1キロ増えただけでも気持ちが沈む。だからこそ、今ここに書くことでこの状況に向き合わなきゃ、と思っているのだ。

そして、生理不順の原因はいろいろあるけれど
もし私のように生理が来なくて不安な人がいたり、痩せなきゃ!という想いに囚われている人がいれば、こういうリスクがあることも知ってほしい。

そんな感じで、とりあえずは生理がくるまで
取り組んだこととか、心境をリアルタイムで残しておきたいな、と思っている。

おわり


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