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学歴コンプレックス 

私は学歴に大きなコンプレックスがある。 

現在、2年目社員として働いているのだが、
私を除く同僚、上司が全員、同じ大学出身なのだ。  
もちろん管理職も含めて。

そう、私だけ大学の出が違う。 

そこから生まれる学歴コンプレックス。  

そして、私のコンプレックスは世間一般的なものとは違う。 

その名は、、、
「逆」学歴コンプレックス 
そう呼ばせてもらおう。

私は地元では有名とされる進学校を出て、 
その後中堅国公立大学を卒業した。 

地方で働いていると 
「すごい学歴だね!」と褒められる。

対して、私以外の社員が出た大学は、地方の私立大学。
お世辞にも「すごい!」とはならない。  

だか、彼らは仕事ができる。特に上司達。 
営業としてのコミュニケーション力や、論理的に考える力。 
俗にいうビジネススキルが桁違いなのだ。  

彼らのそれは、経験の差というより「天賦の才」に値するようなもの、、、。

営業先で、お客さんを回る時
「どこ大学出身ですか?」 
と聞かれることがある。


出身大学を伝えると、皆目を輝かせて 
「うちに入ったらすぐリーダーですよ!」 
と言うのだ。
そして、大学を言った前と後では、明らかに私を見る目が変わる。

初めは、その対応の差に戸惑いを覚えていた。 
だが最近は、 

「やぁ、学歴と仕事の出来は別ですからあぁ」 

そう笑いながら、うまく切り返すことができるようになってきた。  

だが、言いたい、、、。

「学歴と仕事の出来は本当に違う。」

学歴と仕事の出来の間に、 
少なくとも正の相関はあるだろう。

しかし「学歴」というものはどちらかというと、 
「勤勉さや周りの環境。先生の言うことを素直に聞けるか」  
こういう事に依存する部分が大きいように思う。

地頭良い奴は、学歴関係なくゴロゴロいるのだ。

社会に出て活躍する人はそういう人達。
「真面目な坊ちゃん」では無い。 

圧倒的に
私は「真面目な坊ちゃん」だった。

だから私は、 
自分の学歴をあまり人に言いたく無い。 

私に対する期待値が、うんと高まってしまうのだ。 




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