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年下恐怖症 

「だいすけさん、来年新しい子が別の課で入ってくるみたいですよー。 
ようやく1番下じゃなくなりますね。」 

ギ、ギクー。

そう、私は年下が大の苦手なのだ。

「あの後輩が嫌だ」

「あの年下の子が苦手」 

そう言ったものではない。

「年下という概念」 

そのものがダメなのだ。 

これには子どもの頃の環境が、やはり大きかった様に思う。

兄のいる末っ子として生まれた私は、 
6人の親戚を含めても1番下だった。 

親戚からもいつも、
「だいちゃんだいちゃん」とあやされ、 
何をしようにも、誰かが手伝ってくれていた。 


そして、幼少期のだいすけ氏は勘違いする。 

「周りの人って何でもしてくれるんだぁ」
「言えばみんな思い通りに動いてくれるんだぁ」

そう。
私の根底に染みついているこの考え。 
今もなお拭いきれていない。


甘えん坊で打算的。

人の上に立つとが苦手。 

私は、いつまでも1番下でいたいのだ。 



僕は、たいていの上司とはそれなりにやれる気がする。 

「自分が下の立場ですアピール」 
に慣れているから。
それが自然体だから。



だが、後輩、年下となってくると、、、

「先輩感とは!!??」となる。 

等身大で自分を表現できれば、1番良いのだろうけれど(笑)

働きながら、時間が解決してくれるのを待つしかないのだろうね笑


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