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コトバ

言葉は記号でしかない
抑揚もなければ温度もない

そのくせ香りがする

どこか艶めかしく
ココロの在り処を探し出し
奥の奥を揺らして僕を連れ去る

不思議ね
僕はあなたを知らない
羅列された記号に何を見ている?

おかしいね
あなたは僕を知らない
飾られたコトバに何を見ている?

水面に映るその景色は
あなたが作ったもの?
僕が夢見たもの?

深く深く沈んでみれば
結局僕は独り

ほらね、、、分かっていただろ?

ここから見る景色はとても綺麗
理想と希望しかないからね

イロトリドリに見える其れを
掴むこともないまま焦がれるんだ



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