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モチベーションと収益性

最近、色々な情報源や自己啓発等でよく耳にする事なんですが、モチベーションが高い人程収入が高い傾向にあるそうです。

この事について深掘りしてみました。

まず、労働生産性という言葉が有りますが、こちらは、1人当たりの生産力や機械や設備による生産性等色々な物があります。
その中でも、一人当たりの生産力に着目すると、個人的な能力などが大きなキャパシティを締めますが、そもそも会社規模で考えると、一般的な個人の能力はそこまで大きな物にはなりません。
では、何が大きな収益化に繋げるのか考えてみました。

人は歯車

この言葉は私は機械的で好きになれません。
ですが、企業とは全体で収益を大きく上げ、利益の一部を社員に分配するシステムだと考えます。
その為に、それぞれが能力やアイデアを出し最小限の時間を使い多くのタスクをこなす集団の集まりだと考えます。
しかし、その一部がまともに機能していなかったり、ましてや抜け落ちていたらしっかりと機能しませんし、他に負荷がかかります。

ですが、一つ言えるのは、全体を動かすのにルールは無いと考えています。
大きな歯車で回しても、早く回しても、多少変な形でも回す事は可能であり、何なら歯車の形でなくても問題はないのだと思います。

1人ひとりの力


1人の力はそこまで大きくは無いと書きましたが、1人の影響力は全体に伝える事もできます。
その影響力は、全体に伝える事も出来ますし、うまく伝われば活性化も出来ると思います。
もちろんその方法も自由です。
ただし、権力者の暴走による全体の引き回しや偏った考え方による無理な動かし方は全てを壊す可能性があります。
それは、企業ではなく、一部の人が作る独裁国家であり、働いてる社員は搾取されるだけとなり、強制労働やメンタル崩壊へとつながります。
そして、退職者が増える事により求職費用を使い教育をまた行う事になり、かなり無駄な費用が使われます。
もちろん、そんな企業ではモチベーションは上がらないでしょう。

そもそも生産性とは

こちらには、企業による生産性の計算式をご紹介したいと思います。

物的労働生産性=
生産量÷労働量(労働者数×労働時間)

付加価値労働生産性=
付加価値÷ 労働量(労働者数×労働時間)

世間ではこう言われていますが、私的にはこれからの時代は生産性と同じく企業価値を重視すべきと考えます。
式としては、

企業価値=
時価総額+負債÷[労働量(労働者数×労働時間)×社員モチベーション)]

社員モチベーション=
社員からの提案数÷離職率

だと感じます。

提案数とは

こちらは主に生産に直結はしませんが、どれだけ企業に対して前向きに行動しているかという点ではわかりやすいと思います。
もちろん嫌いな物に対しては、前向きにはならないし、ひどい場合には改善提案する事もせず諦めてしまい、現状でダラダラと日々を過ごすだけとなる社員が増えます。
誰かがいい提案を思いついたとしても、表には出ず提案をブラッシュアップする事も出来ませんし、ヒントも得られません。
時代の流れが早い現代ではいつまでも変わらず動くのは取り残される行動に等しくなります。
つまりは企業の衰退ですね。
もー少し砕いて話すと、学生の頃は新しい情報が入り易く柔軟に取り入れられていたのに、社会に出て何年も経つと努力しなければ情報は掴めないし、忙しい事を理由に取り組まない人も増えます。
どちらか、魅力的かを考えれば解ると思います。

やるべき行動は

企業として取り組むべきは、それぞれの個性を最大限に活かし、個々を称賛し、モチベーションを上げる事で企業価値を上げるべきだと思います。
そもそも企業に勤めている社員は全員がその業種の専門家です。
モチベーションを上げれば自然にやる気のある社員(専門家)から多くの意見を取り入れる事が出来、企業の利益も増え還元率(給料)も上げ易くなると思います。
皆さんも、部下や同僚に何気ない会話を切り口に意見に耳を傾ける癖を付けて、その個人のモチベーションを上げてみてはいかがでしょうか?

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