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多摩川の生き物とヒト その202 水系 雪の多摩川 羽村から玉川上水 ‘24/2/7 

妻が手仕事の教室へ。その間合を利用して、私は出かけた。一昨日(2月5日)、雪が降ったので、その様子も見たくて、羽村から玉川上水を見て回った。
多摩川橋へと下っていく。橋の上から見ると、下流で行われていたしゅんせつ工事は完全に終了していた。崖沿いに道を進む。道には雪が残っていなくて、安心する。小作取水堰下に来ると、堰下の中洲や堤防の斜面に雪が残り、美しい。ミルクチョコレートのように、点在する模様がある。

小作取水堰下の左岸で。河川敷のシバに雪が積もり、面白い模様が出来ている。
対岸の青梅市友田付近を見る。土手の斜面にしっかりと積もっている。
しゅんせつ工事の仮土砂置き場。この日は休みだった。
羽村市子供広場や宮の下運動公園を望む。
広場にあったヒトの足跡。

阿蘇神社から参道を進み、堤防へ。羽村市の子供広場やグラウンドでは雪がまだ残り、白く被われている。雪だるまや足跡が残されている。
羽村取水堰上ではキンクロハジロやマガモが首を羽の中に埋め、昼寝している。

昼寝中のキンクロハジロ。羽村取水堰上で。
羽村堰下橋下流で行われている羽村堰の改修工事。これから、木枠を埋める。
水が落ちるところを直している。
木枠を埋め、中に砂利を敷き詰める。
下流ではブロックを埋め、護岸を作っている。
ジョウビタキの雌。羽村大橋下流左岸にいた。

羽村堰下橋下流では、羽村堰改修の一環として、木枠を入れたりする工事を行っていて、すぐ下にはカモ達がいた。少々の雑音では動じないのか。
福生駅から伸びる砂利採取線「福生河原支線」跡の築堤を駆け上がり、玉川上水へ。サクラやアラカシの枝が重たい雪のため、上水や道に落ちている。やはり、特に、常緑樹は葉に雪が積もり、枝などが折れやすくなるのだろう。そう言えば、我が家のオリーブや近所のビワも、雪で枝が折れてしまった。

折れやすいケヤキの枝。風カ、雪なのか。
ケヤキは小枝に種子を着け、落とす。
上水に落ちたアラカシの枝。常緑樹は重たい雪に弱い。だから、ユキツバキのように、雪に適応した日本海植物が出来たのだろう。
たわわに実ったムクロジの実。黒く、硬い種子が入っている。
きれいなマガモ。堂橋で。
金色の目が印象的なキンクロハジロ。玉川上水第三水門にて。
光沢の首、飾り羽みたいお尻の羽など、目立つヨシガモ。
地味なヨシガモ雌と一緒に群れを作る。
器用に、陸に上がる。カルガモもいる。

第三水門付近に来たら、ヨシガモキンクロハジロがいた。キンクロハジロは流れに逆らって泳いでいるが、一生懸命泳いでいるが、流され、ちょっと苦しそう。ヨシガモは陸に上がり、土手の草を食べていた。
羽村堰入り口信号にある歩道橋そばの通称、オオケヤキにはヤドリギがあるので、実が落ちていないか、捜したが、無かった。もう、食べられたのか。
何時もの「馬の水飲み場跡」を見たが、少しだけ、水がある。このわずかな水で、ヒカリモは生き延びて欲しい。


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