見出し画像

【独学】1級建築士学科試験合格のためのスケジュール

皆さま初めまして、まさはると申します。
私は令和2年度の一級建築士試験に学科・製図ともに1発で合格しました。お金がなかったので、学科は独学、製図は資格学校に通いました。

建築士法が改正されて実務経験が無くても試験を受けれらるようになったので、これを読んでいる皆様には社会人1,2年目の方もおられると思います。勉強時間とお金の工面に苦労しますよね、、、そんな方の助けとなればと思い学科試験を独学突破した勉強方法を紹介していこうと思います。

ちなみに本試験(令和2年度)での私の得点は
105/125点(計画14 環境14 法規28 構造25 施工21)でした。
合格基準店が88点と低い年でしたので、資格学校の上位にも負けない成績だったと思います。

独学で学科突破するために最も重要だったこと、それは・・・

勉強スケジュール管理

です!!
今回は私の勉強スケジュールを解説していきます。

独学突破のための勉強スケジュール(2023年度版)

1月までに構造・法規は1週しておく

皆さまご存じの通り学科試験において構造と法規は125点中60点を占める重要科目です。この2科目を制することが学科試験を制すると言っても過言ではありません。
学科に落ちてしまった同僚と話していると『構造・法規を始めるのが遅すぎて片方間に合わなかった……』という声をよく聞きます。ズバリ、構造法規で50/60点取れば格段に合格率が上がります!今すぐ始めましょう。
それぞれの勉強方法は別で書きますのでお楽しみに♪
1週間の勉強時間目安:15時間(休日5h、平日1h)

GWまでに全教科最低1週終わらせる

後述しますが学科試験では過去問題を極めることがとても重要です。過去問題にしっかりと時間を割くために、GWまでには全教科1週は勉強しておきましょう。これ以後新しいことを学んでいては時間切れになってしまいますので来年のGWは遊びを我慢して勉強にあてましょう。
オススメは、全体像をつかむために1週目はサクッと流して勉強して、理解できなかったを重点的に2週目を勉強していくと理解が深まります!闇雲に進んでいくのはしんどいですから・・・
1週間の勉強時間目安:20時間(休日7h、平日1h)

模試で現状位置を確認しつつ過去問題を極める

学科試験問題のおよそ半数が過去問題の類似問題です。そのため他の受験生は最低過去5年分の問題は完璧にしてきます。昔の問題より直近出題から類似問題が出る傾向にあり、近年の過去問題を頭に入れないと戦えません
私は市販の7年分の過去問を9割取れるまで繰り返し解き、12年分までの問題をネットで探して1度解いておきました。
また例年6月中旬~末ごろに大手の資格学校が模擬試験を実施するので必ず受けておきましょう。受験者の中での立ち位置が分かりますし、苦手な教科が明確になり残り1か月の勉強方法を立てることができます。
1週間の勉強目安時間:25時間(休日8h、平日1.5h)

おわりに

独学突破のためのスケジュールについて書いてみましたがいかがでしたでしょうか?『勉強が好きだからこんな計画的にできるんだろ』と思われたでしょうか。いいえ、私は勉強がめちゃくちゃ嫌いで、できることなら無限に寝ていたい人間です。
なんでこんなに頑張れたか、それは2度と勉強したくないからです。中途半端にやると100%落ちますし、来年もこの苦行が待っています。何度も受けて疲弊している先輩を見てきました。将来楽するためにいま、始めましょう!

次回 データでみる学科突破のための勉強方法

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?