橋下徹は権力べったり

橋下徹氏の権力へすり寄る姿勢は、まさに民主主義を壊そうとする姿勢そのものだ。

そのような姿勢が如実に表れているのが下記の記事だ

橋下氏は「こんな官僚のやり方を認めたら、国民は官僚にゴマすりばっかりやらないといけなくなる」「また官僚天国になって、中国と同じようになる」と指摘。  最後には「感情で動くんじゃなく、きちっとルールが足りないなら、しっかりつくるべき。前川さんの違法性も検証してほしい」

橋下徹氏 旧統一教会の名称変更問題で前川喜平元次官を「違法」とバッサリ

橋下氏は、なぜか、前川氏の違法性を前提としたルール作りを提案している。

このコメントが、権力にべったりだと言えるのは、8月8日のミヤネ屋で下記のようにコメントしているからだ。

橋下氏は「日本では団体に対する規制は慎重になっている。治安維持法で特定の団体や思想を弾圧した経緯があるので」とコメント。そして「日本は、個別に摘発して解散に追い込むというやり方。だから反カルト規制法というものは作れません」と持論を展開した。 ところが紀藤氏は「難しいからできません、では政治家は成り立たない」と指摘。

橋下徹「ミヤネ屋」で紀藤氏に徹底論破される「同じ弁護士なのに」と呆れ声

被害者が続出しているカルト宗教団体と政治の癒着が問題だという話をしているのだから、ルールがないのなら改めて議論して提案すればいいのではないだろうか。なぜ、被害者の人権を侵害しているカルト宗教団体を規制しようという発想にならないのだろうか。

つい先日も、国費で行われるにもかかわらず国会が開かれずに閣議決定で決まった故安倍晋三氏の国葬は、安倍晋三氏を死に追いやったと岸田首相が指摘した「民主主義への挑戦」そのものなのだが、橋下徹氏の姿勢もまた「民主主義への挑戦」だ


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