「現代的な」解釈で批評する危うさ
わかりやすくするためになのか、「現代的な」解釈で、一昔前やもっと昔の映画や小説、当時生きていた人々を批評することがしばしばみられる。そのような傾向が特にみられるのがYoutubeの解説系動画だ。
しかし、そもそも異なる時代や異なる国や地域の風俗や慣習、そして、人々の持っている価値観すべてを理解できるわけがない。むしろ、相容れないほうが多いのではないか。
要するに、他者なわけだ。ここにう他者は生物学的に異なるということではない。自分と相いれない人間を指す。もっといえば、近寄