意識を内に。
意識を内に、内に。
ヒビ生きていると、いろんな刺激や色んな情報が、人や景色や出来事を通じてやってくる。
人は、その中で、自分の軸というものを忘れて、外側の影響と一つになる。
自分の中で大切にしているものを忘れて、誰かの大切にしているものと一つになる。
本当は興味がないのに、本当はもっと他にやりたいことがあるのに、あっちのほうがいいかも、こっちのほうがいいかもと、目移りする。
そんなふうに、自分のほんとうに求めていることを忘れて、人やものに影響を受けていると、何故かちょっと苦しい。
表面的には楽しいかもしれないけれども、それは興奮のような、沸騰したお湯のようなもので、それが冷めると、どっと疲れる。
本当に僕が求めていることは、そんなことなのだろうか。
何が大切なのか。
僕は、僕の中で、ヒビの中でよりすべてを楽しむことを大切にしたい。
洗濯物を干すこと、ご飯を食べること、仕事をすること、好きなことをすること、お風呂に入ること、散歩をすること、まあ、色々。
すべてを苦しみなく、楽しんで生きたい。
なにか問題が起こったときも、あまり巻き込まれず、問題そのものを楽し見ながら解決していきたい。
そんなふうにして、人生で起こることすべてを、包括的に楽しみたい。
それが僕の大切にしたいこと。
これを忘れてしまうと、僕は苦しむ。
どこか楽しくない。
それは、意識が外に、そして頭に向き始めた証拠だから。
誰かを羨んだり、自分はまだまだだって思ったり、もっとこうならなきゃって思ったり、反対に、誰かを蔑んだり、否定したり。
そんなふうにして、心が落ち着かなくなる。
そうなったとき、僕は、人生は素晴らしいものだって思えなくなる。
身の回りに溢れている美しさ、感謝に気づけなくなる。
すべてが、空虚な、ただのありふれた景色になってしまう。
どうやら僕はそれが嫌みたいだ。
だから、意識を内に向ける。
今を感じ、自らを感じる。
大切なものを見失わないために。
大切なものを見失わなければ、人生はそれだけですばらしいのだ。
あなたは、何を大切にしたいだろう?
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