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短期間で第二言語習得するためには?

今回は、TOIEC600点、英検2級の英語レベルから
One Young Worldという世界最大規模のサミットに参加することが決まった後に、石垣さん(第二言語習得研究を教育の現場でコーチングと合わせて実践されているスクールの校長兼コーチの方)のサポートを受けて
【4/6―8/27】約5か月間という準備期間で、何をどう英語学習で取り組んだのかを記させて頂きたいと思います。


[今回必要な英語力]
①世界の英語話者と話せるような英語力
②英語のスピーチを少しでもわかるようになる英語

[上記達成のために必要なこと]
聞き取り発話にフォーカスした練習
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双方共通で必要となる語彙のインプット:
音と文字の一致に重点を置いた、語彙の練習 :英検の「でる順パス単」を英語の友アプリの音源を練習しやすいように設定し、「英単語→日本語の意味→英単語→日本語の意味」のように2度発音していく練習を、毎週100~200以上実施。
長期記憶のために、分散的に単語帳1冊につき、2~3周は周回することを意識していました。
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聞き取り強化法:
シャドーイングで強化する  :英検の参考書
石垣さんが言うには、「今回の目標でいうと、シャドーイングという手法を段階的に行うことが最適そう」とのことで、シャドーイングに取り組んでいきました。
私は、リスニングの問題で、聞き取れない文章を、あとで解答の文章を見てみると、「なんだ、こんな簡単なことを言っていたのか。」という現象が良く起きていました。
これはつまり、私の頭の中の英語の発音と、実際の英語の発音が大きくかけ離れているということの現れでした。
この、「私の頭の中の英語の発音」を、「実際の英語の発音」に、ドンドンと更新をしていくために、ひたすら音源を真似していくことを心がけました。

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発話強化法:
スピーキングについては、「とにかく話すこと。ただ、人は抽象思考をしてから言語化していくので、あまり頭を使わずにスピーキングするのではなく、頭を使いながら、日々話す練習して、その効果を感じられる試合見たいな機会を作ってみよう。」とのことで、日々の練習と、試合とで、役割を決めて以下のようなことに取り組みました。
①日々の練習 ②実践
①日々の練習:
・発話の瞬発性と、内容を考えて(論理的に)話す練習
 「ひとりごと」 :マナビティというアプリにトピックと答えの雛形(雛形は、例えば、意見+理由+具体例という答え方の“型”)を入れてもらい、ひたすら考えて話しました。

・新しい文章表現獲得、構文力の強化をする練習
これに関しては、文法書等を用いた、「瞬間英作文」を行いました。(瞬間英作文は、日本語の例文を、すぐに英語の文にしていく練習です。)
瞬間英作文も、文法用語でいうところの主語や動詞や補語を入れ替えたりして、瞬発性を高めようとしていました。

②実践:
日々の成長の指標として、モチベーションアップにつながるだろうと、実践の機会を設けました。これに関しては、オンライン英会話に取り組みました。


石垣さん(コーチングの方)の言葉
・その頑張ってる原動力になっているものはなにかを考えてほしい、「なぜ俺はやってんだ」と。
それは、きっと過去を振りかえると、何か感情が動く出来事がきっかけになっているはずで、
その原体験が君を生涯動かしてくれる原動力になるよ。

・第二言語習得する際に、動機が不可欠なんですよ、
なので、関わる生徒たちにも、「なぜやるのか」を問うて欲しい、結構大切なこと、英語を学ぶだけでなく、人生においても。学校生活を普通に過ごしていると、誰もそれを問うてくれない子もいると思うし、それ聞いてくれるだけで救われる子もいるから、聞いてあげてほしい。それで将来救われる子が増えるかもしれないから、頑張ってみよう

「+1レベルの解読」→これは1日20分でもいいから、トライしていくといい。読むための体力がつくし、何より、成長を感じられると英語学ぶの楽しくなっていくから。

「多読」→もはや趣味でいい。簡単なものをたくさん読もう。とにかくたくさん、簡単でもいいから英文に触れていくと、英語を理解するときに、脳が自動的に瞬間的に理解してくれる回路を作ってくれるから。

・① OYWいっている(英語で話している)自分をイメージして、目標を再設定してシェア ※分科会についての背景知識をインプットして、みんなでディスカッションするなど。

・② 英語学習について「自分の、思ったこと、思うことを、話すこと」を意識して、日々日本語でもいろんな情報に触れていこう!

・「人生に無駄なことはない。そう思えるのも自分の物事の捉え方次第。意外と自分が自分の敵になることがある。」

・「英語は、必要なスキルとして身に着けようとせず、自分の中の文化として取り込んでみよう、これができるようになったらどんな世界がひろがるか、想像してみよう。」

〇 OYWを終え、英語学習を通して

世界の英語話者と話せるような英語力と英語のスピーチを少しでもわかるようになる英語力、という明確な目標が設定できていたため、何を準備すべきかを取捨選択するのが難しくありませんでした。しかし、期日が近づくにつれどうしても不安はぬぐい切れず、その都度石垣さんに相談に乗って頂いていました。本番までに、英検準1級のリスニングが聞き取れるようになって当日を迎えましたが、そこでの英語力はもちろん、教養知識、専門知識など、総合的に見ても自分の知識の浅さを痛感した4日間でした。
今回の学習の中で、特に注意していたこととして、英語を勉強と思うのではなく、自分の人生の文化として取り組むことでした。なぜなら、英語学習を続けるうえで英語に対する意識こそ習得への近道だったからです。そして今回を通して、私は英語をもっと好きになりました。なぜ学習をしているのか、自分に問いかけたことで目標を見失わずに学習を続けられてきたことで、英語と自分との距離が少し縮めることができたと感じています。今回学習で取り組んだ、英単語とシャドーイング、独り言のほかにもCNNやDMMの記事を読んだり、多読として絵本を読む、またyoutubeで興味のあるものを観たり、とにかくいろんなことに触れました。独り言に関してはもう少し説明を今後行いたいですが、時間がない中での英語学習において、話す、聴く、読むの3技能に絞って、行ったことがとてもよかったと感じています。それぞれを学習することが、お互いの相乗効果を生み、より英語への興味が深まりました。そして、OYWを終え、いっそう自分のインプット量の少なさを痛感したので、これを増やしつつ、自分の理想とするイメージにたどり着くまで、私の英語学習は今後も続けていこうと思ってます。
私はOne Young Worldへ参加するという実体験から、英語とはコミュニケーションをとる上での、単なる手段ではありますが、もし英語を自分のものとして取り込むことができたなら、世界が広がるのは間違いないことだと感じました。ぜひ、これから英語を頑張っていきたいと考えている方への参考になれれば幸いです。

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