【ウェブ閲覧、ネットのセキュリティ対策わからない人必見】ウイルス警告解除などのサポートを求める画面の詐欺(サポート詐欺)被害に遭わない方法

この記事を読むと幸せになる人

  • サポート詐欺というものを知っていても、対策がわからない人

  • ウェブサイトの閲覧で起こる危険に気づいていない人

  • ウェブサイトの閲覧が原因でサポート詐欺の被害に遭ったことがある人

今回の結論

  • サポート詐欺の対策のため、ウェブサイトの「広告」をクリック・タップしない

  • サポート詐欺の警告画面は「驚かせるための偽警告画面」なので、無視して良い

  • サポート詐欺の警告画面に表示された電話は絶対にかけちゃダメ!!

  • パソコンは、キーボードの「ESC」ボタンを約2秒押し続ければ、ブラウザで表示されたサポート詐欺画面を閉じることができる状態になる

  • スマホはブラウザタブ一覧を表示して閉じればオッケー

  • サポート詐欺対策には「広告ブロック」のアプリのインストールや広告ブロックのパブリックDNSサーバーサービスを利用するのが有効

  • ウェブサイト閲覧で生じる危険から身を守るには「ウイルス対策アプリ」に「ウェブサイト保護機能」があるものをインストールして対策するのが有効

  • セキュリティ防御機能があるWi-Fiルーターを使うと有効

  • 人間が手口を学習して対策するのが有効

サポート詐欺ってなんだ?

サポート詐欺とは、サイバー犯罪手口の一つで、「あなたの端末がウイルスに感染したので、除去するために電話をかけてサポートを受けてください」という音声と共に、大きな警告音が鳴って、パニックになった人に電話をかけさせて、サポートのふりしてお金(電子マネー)を騙し取るものです。
広告の仕掛けを悪用して画面を表示するようです。(IPA発行「情報セキュリティ白書2023」に書いてありました。)

どんな広告が表示されるとサポート詐欺画面に飛ぶの?

以下の記事に実例がまとめられていました。
必ずしもこれとは限らないようですが、広告をクリック・タップするとサポート詐欺画面に飛ぶようです。

本物の画面ってどんな感じなの?

IPAがサポート詐欺サイトの疑似体験ができる特設サイトを作りました。
これを見たら、どんなものかすぐにわかると思います。(パソコン向け)

サポート詐欺の警告画面が現れたら、どう対処したらいいの?

警告画面の内容や音声、警告音はすべて「ウソ」なので、無視します。
ブラウザを閉じる(終了する)だけでオッケーですが、犯人側で画面を簡単に閉じることができない仕掛けをしているため、閉じ方にコツがあります。

そのコツは

キーボードの「ESC」ボタンを約2秒押し続ける(長押しする)こと

です。


マイクロソフト社が公式サイトで画面の閉じ方を公開しているので、ぜひ見てみてください。

サポート詐欺画面の電話番号に電話をかけてしまうとどうなるの?

警察が「だまされたふり作戦」で電話をかけたYouTube動画がありましたので、ご紹介します。

サポート詐欺画面を表示させない対策は?

以下の対策を行うと、ほとんどの場合サポート詐欺の画面が出にくくなると思います。

その1 広告ブロックアプリ、広告ブロックDNSサーバーサービスを利用する

一例として「AdGuard」「280blocker」と呼ばれるアプリ、パブリックDNSサーバーサービスをご紹介します。

その2 ウイルス対策アプリのうち「ウェブサイト保護」「ウェブサイトブロック」など、ウェブサイト防御機能が付いているものを利用する

ウイルス対策アプリのウェブサイト防御機能は大抵ついていますが、検知精度に差があるので、実際に利用して良い感じだったアプリをご紹介します。
パソコン、スマートフォンどれでも対応しているものです。
対策の「その1」で紹介した広告ブロックアプリ、パブリックDNSサービスと併用すると、かなり防御が強くなります。(私の使用感で)

ZEROスーパーセキュリティ

McAfeeリブセーフ

https://www.mcafee.com/ja-jp/antivirus/mcafee-livesafe.html

その3 Wi-Fiルーターにセキュリティ防御機能が付いているものを使用する

このタイプのWi-Fiルーターを使うと、自宅のセキュリティ防御レベルを上げられて、サポート詐欺を極力防御できるようになります。
詳しくは、下記の記事をご覧ください。

サポート詐欺被害に遭わないためには人間が手口を学習することは大切

以下の参考ページを読んで、セキュリティ学習を行いましょう。


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