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野球選手って走る意味ある?
野球選手の走り込み
野球選手が走り込むことは有名だ。野球をやっていた人で走り込まなかった人はいないだろう。私も高校生の時は足が疲労骨折するまで走らされた記憶がある。そんな走り込みについて、最近では否定的な意見が多い。今回は否定意見と肯定意見の両方を取り上げて結論を出していく。
ダルビッシュ選手の持論
ダルビッシュ選手は『過度な走り込みは必要ない。走りすぎると筋肉が削られるくらい消耗してしまう。走るメリットは血行をよくすることぐらいなのでお風呂に入ればいい。』と言っている。足が痛めるほど走った私としては非常に共感できる。私がいた野球部はサッカー部や陸上部より走っていた。
イチロー選手の持論
一方イチロー選手は『最近のピッチャーは走らなくいていいんじゃないか言われている。それが何の役に立つかと言われる。いや、そもそも野球選手は走れなきゃダメだと思っている。必要、不必要に関係なく走らなきゃダメ。』と述べている。確かに走れなくなるとパフォーマンスが落ちるというより、スポーツ選手として終わりな感じがある。これも納得できる意見だ。
落合選手の持論
3度の3冠王をとった落合選手は『メジャーリーガーは走っている。彼らは朝の4時とか5時とかグラウンドに来てランニングをしている。もしかしたら向こうの選手の方がランニングの量は多いかもしれない。』この意見に対し金本元タイガース監督は『うちで一番走っているのはメッセンジャー(コントロールがいい元タイガーズの投手)ですからね。』と答えている。確かに走っている投手は、コントロールがいい人が多いイメージがある。代表例で言うと、元メジャーリーガーのグレッグ・マダックスもランニングをかなりやっていたと公表している。
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参照リンク https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202201190000272.html
さいとーさんの持論
プロ野球選手の意見を見ていると、昭和期の選手は走り込みを肯定し、平成期の選手は走り込みを否定する感じがする。結論を言うと、私は走ることに賛成派である。理由は、一定時間(40分くらい)を走っているとBDNF(脳由来神経栄養因子)というタンパク質が脳から出てくるからだ。このタンパク質が出るとうつ病や意欲の低下予防になり、精神を安定させることができる。野球選手に限らずスポーツ選手は精神面が大事になってくるので、この恩恵を受けるために走るのもいいのではないかと思う。
結論
結論を言うと、『走ることは大事だが、走り過ぎは良くない。そして走らなすぎもダメ。』ということになると思う。色々な意見があって難しい話題だが、自分で試してみて走ることが必要なら走ればいいし、不必要なら走らなくていいと思う。
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