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自己紹介です。part8

さて前回お話した通り、地元企業のオファーを受け、6社目の入社を果たしました。形としてはこの企業の子会社として、新しい会社を設立し、私が責任者として、そこで不動産業をスタートさせたのです。
この不動産業ですが、立ち上げるのに結構な資金を必要とします。新しく不動産業を始める場合、多くの方が、全宅(全国宅地建物取引業保証協会)または全日(全日本不動産保証協会)に入会します。勿論いずれにも所属せず
不動産業を開業できるわけですが、協会に入る入らないで、大きく初期費用が異なってきます。簡単に言うといずれにも属しない場合、営業保証金として1,000万円もの大金を営業保証金として、法務局に供託しなければなりません。逆に協会に所属する場合、これが60万円で済むんですね。この違いの大きさから、いずれかの協会に所属する不動産業者が多くなります。ウチの会社も全宅(うさぎがシンボルマーク)に所属しています。あとは事務所を借りたり、内装工事や、事務機器などを一通り揃えると、ウチの会社の場合は500万円程初期費用として、掛りました。
ではこの辺りの資金をどう調達したか?ですが、会社設立時の資本金200万円と地元信金から運転資金として、1,000万円の融資を受けることにより、工面しました。
さあ準備は整いましたので、事業スタートです!
意気揚々とスタートしたものの、やはり仕事がありません。毎月赤字です。みるみる運転資金も減っていきます。1年目2年目赤字決算です。3年目惜しくも赤字決算です。借金も新たに親会社より融資を3,000万円受け、増えています。この3年目を終わった時点で、自戒の意味も含めて、自らの報酬をカットしたりなど、固定費の見直しなどを行いました。お陰様で、現在7年目です(私はもう今年で45歳のすっかり中年になりました。)が、4、5、6年目と続けて黒字決算で終えることが、出来ています。これも偏によくして下さる、顧客の方々、取引業者さんがあってこそのものと感謝しています。
振り返れば1~3年目まではやはり継続的に仕事が無く、方向性も定まらず、迷走していた部分がありますが、最近は、売上利益計画を達成するための、これという核のようなものも出来つつあります(その飯のタネを探すのは相変わらず苦労をしています。)ので、それを繰り返して、結果的に黒字決算が出来ているということになります。
では、具体的にどのようなことをしているかは、次回から述べたい思います。

今回で一先ず、私の自己紹介としては、8回も回を重ねましたが、終わりたいと思います。見て頂いている方々ありがとうございます。
転職を何回もした私が思うのは、古い考えかもしれませんが、やはり一つの会社で長い期間勤め、そこで昇進し役職が付いたりで、給与が上がっていき、定年を迎え退職金をもらうこれが理想だと思っています。これから就職活動を行う皆様、どうしても新卒時は少しでも有名また大きな企業に入社したいなどの想いはあると思いますが、中小でも隠れた優良な企業はありますので、大手ばかりではなく中小企業にも目を向けるのは良いかもしれません。
今現在、転職をお考えの皆様、例えば近しい同年代のの友人知人などの収入と比べて自分の収入は低く、主に給与面で不満があり、転職したいという動機であれば、転職をお薦めしません。(勿論、現実的にその給与では生活が出来ないというケースは別です。)転職先が多少今より給料が良かったりするかも知れませんが、所謂ブラック故かも知れませんし、転職先が零細企業であるなら、初めの給与賞与など約束した条件は独裁者の一存で如何様にも代えられます。
現在職場の人間関係などで心身共に疲弊しきって、精神を病んでしまう様な職場であるなら、離職、転職も止むを得ないかもしれませんが、そうでなく、給与面等が不満であれば、一度立ち止まって考えて欲しいと思います。
ただ私のようにリストラ対象になってしまう場合もあるかと思いますので、最悪の辞めざるを得ない状況も考慮し、資格取得(なるべく国家資格)や副業など自己研鑽をしておいた方が良いかと思います。資格があれば転職活動においては、有利に働く可能性も有りますし、履歴書に書くことで自分を少しでも良く見せるハッタリにもなります(笑)。
自分の今までの社会人人生を振り返り、このように思います。

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