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無知(そして突然、育児を知る)

2014年1月

2013年、春に長男が
「知的な遅れのある自閉症」と診断されショックを受けていたら、
二人目の妊娠発覚。
夏、障害抱えた息子との向き合いに苦慮するうち、
二人目も男の子とわかる。

12月27日夜、妻の股間に出血あり、
病院へ行ったら切迫早産の危険でそのまま入院。
子宮の張りを抑える薬を常時点滴投与、終わるメドなし。
そんなわけで母と息子は離れ離れ、
父と息子はクレイマークレイマー。

年明けて1月9日、午後になって息子の咳がひどくなり、
軟便や嘔吐もあるため、妻の入院先の病院へ。
てっきりママの見舞いと思っていた息子はショックで大泣き、
処方されたシロップ入りの粉薬の在庫無いと薬局数軒に断られる、
水に溶いた薬を飲むのが嫌だと息子大暴れ、
あたり一面に液をまき散らして全部洗濯、などいろいろありましたが、
何もかもいい思い出になるかしらん。

育児、この半端ない仕事について私は今まで無知だった。
それなりやってるつもりで、
本当の根幹の部分は
結局、妻に任せっぱなしだったと、今にしてつくづく知った。

自分の誕生日だったと、過ぎてから気づいた。
三十九歳。
ここで知れたなら、良くはないけど悪くも無い。

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