【小説Re:02】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑪異世界ファンタジー編
BGMを聴きながらどうぞ(2分)
【エルドラの町】
勇作「なんか中世ローマの町って感じだね」
千夏「うん、平和だね」
勇作「虫たちの情報だとこの町は狩りと農業で生活してるようだよ」
「狩りは、野生の牛・豚・鹿・鳥など」
「農業は、特に畑とか無くて、野生の米や麦、野菜を収穫してるようなんだ」
「衣服や工具などは他の国から商人が来て仕入れてるようだ」
「国王、軍隊、貴族、学校、病院はあるらしいんだけど貴族だけ、平民は貴族になれないようなんだ」
「あと国境の壁の外には、魔獣やオーク、ゴブリンなど悪い奴らがウヨウヨしてるらしいんだけどこの国の軍隊がしっかりしてるので悪い奴らは滅多に入ってこないらしいよ」
「しかし最近、子供が少しづついなくなってるらしい、原因は不明」
千夏「そういえば子供が遊んでる姿見てないね」
勇作「夕方までは平和だけど夜は悪人が活動していてかなり危険みたいだね」
千夏「そっか、じゃあ体を夜活に合わせないとね」
勇作達は夜の町をパトロールすることにした。
BGMを聴きながらどうぞ(2分)
【夜の町】
千夏「なんか不気味だね、昼とは全然違うよ」
勇作「うん、気を付けてね、さっきからつけられてるからね」
二人は全速で走った。
敵①「くそっ、どこに行った」
敵②「確かにこの辺に来たのだが」
勇作「誰を探してるのかな?」
敵①「お、お前、くそっ!」
言うなり剣で切りかかってきた。
勇作も素早く剣を抜いて相手の剣を払いのけた。
勇作「何が目的だ!」
敵②「お前たちの命をもらう」
勇作「なぜ俺たちの命を狙う」
「お前たちはゴブリンだな」
勇作はゴブリンたちに向けて指で円を描いた。
すると二人のゴブリンは動けなくなった。
勇作は、ゴブリンの喉に剣をあてた。
勇作「さぁ、はいてもらおうか? 誰の命令だ」
敵②「頼むこ、殺さないでくれ、親方様の命令だ」
敵①「今夜二人の勇者が町に現れるから殺せと」
勇作「その親方様って、ゴブリンの大将か?」
敵①「違う、魔人様だ」
勇作「魔人がいるのか?この近くに」
手下 「あー、それは恐ろしい方だぜ」
弓矢が 2本飛んできた。
勇作は素早くその場を離れた。
2本の弓矢は、二人のゴブリンの心臓に刺さった。勇作は着地と同時に弓矢を放った方向に銃を撃った。
黒マントの女が勇作の 5m 前に着地した。
バーバラ「なかなかやるわねぇ~、美味しそうな魂だこと」
勇作「お前は 5人の魔人の内の 1人か?」
バーバラ「あんなのと一緒にして欲しくないけどそうゆうことね」
「あんたらは何者なの?」
勇作 「魔王からお前たちを処分しろと頼まれて来た」
バーバラ「なっ、何魔王からだと」
「ふっ面白い、力を見せてもらおうじゃないの」
バーバラが息を吐くと無数の氷のナイフが飛んできた。
千夏 「勇作、危ない!! パーフェクトキューブ!!」
勇作は、四角いバリアに守られ、氷のナイフをすべて弾いた。
勇作 「ありがとう千夏ちゃん」
千夏 「どういたしまして」
勇作 「よおーし、今度はこっちから行くぞー」 「エクスプローション!!」
バーバラを中心に直径 10m が爆発した。
バーバラはスレスレでかわした。
勇作 「光子力ビーム」
直ぐに目からビームを放った。
ビームはバーバラに当たり倒れた。
勇作は、剣を抜きバーバラに向かって飛んだ。
立ち上がろうとしているバーバラに剣を振った。
首が胴体から飛んで、胴と首は爆発した。
勇作「ふぅーまあまあの敵だったな」
つづく
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