『その着せ替え人形は恋をする』速報【2021年冬アニメ/ドラマ/漫画】
この歌オキニです
【コメント】
2024年10月4日投稿
アニメに沼でした。2年前に1期終了後、やっと2期の制作発表があり、楽しみにしています。と思っていたら、なんと10月8日深夜(9日)ドラマ放送開始とYouTube告知。
どこまで実写化するのか、最近のドラマは昭和世代には怪しからんものばかりで恥ずかしくてタイトルだけでアウトです。この作品は、そのようなモノにしないで欲しいです。
このアニメで、ギャルのイメージが変わりました。彼女らは自分に正直に生きてるのだと理解。可愛いもの、楽しいこと大好き、そのパワーは今日本を動かしていると。そして、ひな人形の素晴らしさ。
この作品は見事に日本の過去と未来を融合させている感動作品と思いました。
ワタシ朝ドラファンで「おむすび」第1週観ました。率直にギャルの良さが全く見えません。「見た目の悪さと中身の良さ」を表現していたつもりででしょうか?まだ第1週だから長い目でという優しい目で見るの分かりますが、最近のドラマは、まず第1話、朝ドラは第1週のインパクトが肝心なのです。それがまったく伝わらず、むしろギャルのイメージが悪いまま終了。ファンだからあえて苦言を呈します。
2024夏アニメ「2.5次元の誘惑」は面白かったです。まだ続いてるので楽しみです。
では、また。
【作品情報】
『その着せ替え人形は恋をする』(そのビスク・ドールはこいをする)福田晋一氏の青年漫画。『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)にて2018年3号から連載中。略称は「着せ恋」。2024年6月時点で単行本の累計部数は1100万部を突破している。
実家が雛人形店を経営し、雛人形の顔を制作する頭師(かしらし)という職業を営む祖父を持つ環境が影響し、雛人形制作が趣味となった男子高校生と、見た目はギャルだがコスプレ好きのオタク美少女がコスプレ衣装作りを介して親密になっていく様を描く。
2022年1月から3月までTOKYO MXほかにて放送された。ナレーションは冨岡美沙子。2022年9月17日には続編の制作が発表された。
2022年1月から3月までTOKYO MXほかにて放送された。
2022年9月17日には続編の制作が発表された。
2024年10月より、毎日放送にてテレビドラマが放送予定。
さいたま市との連携
本作の舞台となっている岩槻区が所在するさいたま市は、2022年11月26日・27日にKITTE丸の内にて「岩槻の人形×その着せ替え人形は恋をする Special Collaboration in KITTE 〜ガチの職人さんの技、見れちゃっていいの!?〜」と題した同市のシティセールスイベントを開催した。終了後には、岩槻区内でアンコールイベント「岩槻の人形×その着せ替え人形は恋をする Special Collaboration in Iwatsuki 〜めっちゃアガる♡また岩槻で会えるねっ!〜」を開催した[48]。2023年8月19日にはさいたま市花火大会岩槻会場にて「岩槻まつり 前夜祭 トークイベント」を開催し、喜多川海夢役の直田姫奈、五条新菜役の石毛翔弥、本作の主題歌を担当したスピラ・スピカ(幹葉)が出演した。同年12月9日・10日には、KITTE丸の内にてふたたび本作とコラボしたシティセールスイベント「岩槻の人形×その着せ替え人形は恋をする 〜職人さん体験できちゃうの控えめに言って最高じゃん!〜」を開催し[50]、終了後には、岩槻区内でアンコールイベント「岩槻の人形×その着せ替え人形は恋をする ~岩槻にも会いに来てくれるよねっ!~」を開催した。この行政・地域側のアプローチも相まって、岩槻区は2024年度の「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」の「アニメ聖地」の一つに選定された。
テレビドラマ
2024年10月9日(8日深夜)から毎日放送の「ドラマイズム」枠で放送予定。主演は永瀬莉子と野村康太。
キャスト
喜多川海夢 演 - 永瀬莉子
新菜と同じクラスのギャル。
五条新菜 演 - 野村康太
男子高校生。雛人形職人の祖父と2人暮らし。雛人形の顔を作る職人に目指している。
乾紗寿叶 演 - 池田朱那
「ジュジュ」のコスネームで活動するコスプレイヤー。
乾心寿 演 - 豊島心桜
紗寿叶の妹。
天野千歳 演 - 塩﨑太智
「姫野あまね」のコスネームで活躍する女装コスプレイヤー。
五条薫 演 - 山田明郷
新菜の祖父で育ての親。「頭師かしらし」職人の師匠。
【あらすじ】
プロローグ
祖父の家が雛人形屋で、幼い頃から「雛人形の頭師」を目指す高校1年生・五条新菜は、男子ながら雛人形が好きという趣味のためか、小学校からずっと友達がおらず、ひたすら雛人形と向き合う毎日だった。
初めてのコスプレ
1学期のある日、学校で雛人形用の衣装を作っていたところを同級生の喜多川海夢に見られる。かねてよりコスプレ願望を抱きながらも、自分では衣装を上手に作ることができなかった海夢は、新菜の裁縫に感銘を受けコスプレ衣装の制作を依頼する。新菜は戸惑いながらも、海夢の熱意に絆されコスプレ衣装の製作に取り掛かる。
衣装完成後、海夢は新菜を誘ってコスプレイベントに参加し、コスプレイヤーとしてデビューする。その帰り道の電車の中、新菜はイベントでの海夢について「奇麗だった」と呟く。この言葉は新菜にとって特別な褒め言葉であり、彼の呟きを耳にした海夢は恋に落ちてしまう。
ジュジュ姉妹との合わせ
一方、新菜が作った衣装はSNSを通じて乾紗寿叶(ジュジュ)というコスプレイヤーの目に留まる。新菜の衣装に惹かれた紗寿叶は、彼にコスプレ衣装をオーダーし、話を聞きつけた海夢の提案で、海夢と紗寿叶による合同コスプレ撮影、「合わせ」が行われることになる。
3人は、紗寿叶の妹で撮影担当の心寿を交えて準備を進めていくが、新菜は心寿が密かにコスプレ願望を抱いていることを知り、並行して心寿の衣装の準備にも取り組む。そして撮影当日、海夢と紗寿叶の前にコスプレ姿の心寿が現れ、合同コスプレ撮影は大成功に終わる。
文化祭でのコスプレ
その後も、新菜と海夢はコスプレ衣装づくりを通じて仲を深めてゆき、コスプレイベントにも積極的に参加するようになり、コスプレを通じた新たな友人も作る。
そして、学校では初めての文化祭を迎えるにあたって、コスプレもOKなミスコンイベントがあることを知り、海夢が出場することになってクラス全員で一番を取ろうと盛り上がる。また海夢の衣装とメイクを新菜が担当することがクラスに知れ渡り、新菜の技術が評判になったこともあって、それまでクラスで孤立気味だった新菜もクラスの皆と打ち解ける。
造形物作り
新菜はコスプレ用の小道具や装飾物といった造形物作りにも興味を持ち、ネットで知り合った緒方旭(アキラ)というコスプレイヤーに教えを請う。また話の流れで、海夢とジュジュ姉妹、またコスプレで知り合った友人達が、ホラーゲームの衣装合わせコスプレ撮影を行うことになる。この撮影で新菜はホラー用の小道具制作を引き受け、アキラから教えてもらいながら共に造形物制作を行う。
一方、海夢のコスプレ友達でアキラの友人でもある都と涼香は、ジュジュが自身の「低身長で童顔」を気にしてコスプレすることを避けているキャラがあることに気がつき、身長や顔つきを誤魔化して撮影するテクニックを披露し、ジュジュにコスプレさせる。
ホラーゲームコスプレの撮影は、ジュジュが妹のためにホラーが苦手なのを隠して無理に参加していた結果倒れかけたり、海夢を避けていると思われていたアキラの行動が、実は海夢を「推し」すぎだったためで、海夢とツーショットで撮影できた結果とうとう感極まり泣き出したりしてしまうということも起こったが、無事に終わる。
冬コミ参加
冬コミにコスプレで参加するという話になった海夢だが、造形物作りにさらに興味を持った新菜は、その機会があるコスプレがないか尋ねると、海夢は漫画『天命』のハニエルというキャラを挙げる。その漫画を読んだ新菜は作品にすっかり魅せられ、ハニエルをどう再現するかに没頭。徹底的なこだわりでハニエルを再現する。海夢がその衣装で冬コミにコスプレ参加したところ、キャラになりきった海夢の立ち振る舞いも相まって、物凄い人混みができるほどの人気となり、撮影した人がSNSに公開した写真は原作者の目に留まるほど話題となる。さらにはプロのコスプレイヤーモデルにならないかというスカウトが海夢に来るまでになったが、そんな海夢を見ていた新菜は複雑な心境だった。
【主要人物】
五条 新菜 声 - 石毛翔弥
本作の主人公である男子高校生。3月21日生。岩槻の老舗人形店「五条人形店」の若旦那。1年5組在籍。大柄な体格で身長は185cm以上。堂々たる体格に反して自分に自信が無い、引っ込み思案で自己主張も苦手。一人っ子で両親を早くに亡くしており、雛人形職人の祖父と二人暮らしのため、家事も一通りこなす。将来の夢は、祖父と同じく雛人形の顔(頭)を作る職人「頭師(かしらし)」になること。
他の人から都度「真面目」と突っ込まれるほど生真面目な性格で、例え同級生でも女子に対しては苗字を「さん」付けで呼び、敬語で話す。しかし、真面目過ぎる性格が災いして、例え自分が辛くても無理をしてしまう事が少なからずある。趣味と練習を兼ねて幼いころから雛人形やその衣装の制作をしている。そのため、裁縫に長けているほか、海夢のコスプレ衣装を製作するようになってからはメイクもできるようになった。幼いころに仲良しだった女の子に自身の雛人形趣味を否定され絶交された苦い思い出があり、そのトラウマから自分の趣味や気持ちを隠すようになり、海夢との接点ができるまで友達と呼べる相手もまったくいなかった。また、初めて雛人形を見た時の感動から「奇麗」という言葉が特別な物に対する言葉となり、心から思った時でないと言えない。
自宅兼作業場にあった年代物のミシンが故障したことで、翌日の放課後にこっそりと学校の被服実習室のミシンを拝借し雛人形の衣装を製作していたところ、自宅にミシンがないため同じように被服実習室でコスプレ衣装を作りに現れた海夢と出くわしたことで、海夢と接点ができる。新菜が手にしていた雛人形の頭を見て海夢が褒めてくれたことで、自身の好きなものを初めて褒めてもらえた喜びと、それまで住む世界が違う人だと思っていた海夢から衣装づくりを手伝うよう懇願されたことから、これまで全く接点の無かった漫画・アニメ・ゲーム、そしてコスプレの世界に関わっていくようになる。
コスプレ衣装の製作に対しては極めて真摯に取り組んでおり、原作となる作品を細部に至るまで鑑賞するだけでなく、非常に緻密な三面図を作成した上で、そのキャラクターや世界観に合った生地を選んでから製作する。普段は海夢を含め女性に対する羞恥心が強いが、職人として集中すると身体接触にも気づかなくなり、逆に海夢を困惑させる場面もある。
自分とは対照的にはっきりと自己主張する海夢を尊敬している。一方、恋愛についてはかなり疎く、海夢から好意を持たれている事を全く気づいておらず、「海夢と付き合っているのか」といった趣旨の質問をされても、むしろ自分などおこがましいとさえ思っている自己肯定感の低さ故に全力で否定した。しかし、海夢が男に言い寄られた際(実際には誤解だった)には、咄嗟に庇ったり、海夢が風邪をひいてしまった際には授業を放り出し付きっ切りで看病するなど大切に想っている。また海夢に迫られる淫夢を見て興奮し自慰をした事もあるが、その後海夢と会った時は罪悪感で赤面した。
ホラー系の作品は殆ど見ないため耐性があるかどうか自分でも分かっていなかったが、海夢と一緒に見た際は演出よりも特殊メイクや衣装などの技法の方に興味が行き、恐怖を全く感じていなかった。反面、作品の残酷・非人道的な心理描写などへの耐性が低く、ダメージで心を抉られやすい面が有る。
自身のファッションには無頓着で私服は作務衣とインナー用の無地Tシャツ(基本的に白の半袖だが冬は長袖を着ている)しか持っておらず、外出時の服装は作務衣と素足に下駄(冬は黒の足袋)が基本スタイル。海夢と一緒に服を買い物に行った際も、結局洋服は購入せずに甚平を購入して満足していた。
冬コミの防寒対策として海夢の勧めで洋服を購入したが、普段着ないファッションで緊張してしまい、新菜の洋服姿が見られて笑顔の海夢とは真逆の終始引きつった表情だった。
喜多川 海夢(まりん)声 - 直田姫奈
本作のヒロイン。3月5日生。新菜と同じ1年5組のギャルで、身長は164cmとやや高め。早くに母親を病気で亡くし、父子家庭で育った。父親は、海夢が高校入学前に転勤が決まったため単身赴任しており、普段は一人暮らし。
堂々とした性格の美少女で、どんな事でも物怖じしない。読者モデルとしても活動しており、事務所から専属モデルになって欲しいと何度も懇願される程の人気を誇るが、それを鼻にかける事もなく、陽キャ陰キャなどの分け隔てなく他者を気遣える優しさも兼ね備えている。その容姿から、よくナンパもされるが、声を掛けられても基本的に塩対応であり、また、自身か他者かを問わず、人が愛するものを虚仮にする者は、一切容赦なく切り捨てる。新菜から「行動力!」と内心ツッコまれる程、思ったらすぐ行動に起こすタイプだが、キャラの特徴の捉え方が大体の感じでしかなかったり、説明文をよく読まず撮影スタジオだと勘違いしてラブホテルを予約してしまうなど、良くも悪くも大雑把なところがある。また、新菜に下着同然の肌着を見られても特に気にしないが、キャミソールの上からバストトップが浮き上がっている事よりカラーコンタクトを付けてない事を非常に恥ずかしがるなど、羞恥心が若干ズレている(下着の中でも見られたくない下着は恥ずかしがるなど、まともな場合もある)。食に関してもかなりの大食いで、同級生の古賀から「言う事が野球部のソレ」と言われたりする程に、見た目の綺麗さなどより実(つまり量や味、パンチなど)を重視するなど良く食べるシーンが多い。
かなりのオタク趣味で、アニメや漫画だけでなく(アダルト含めた)ゲーム類まで幅広く嗜んでおり、しかもそれをまったく隠していない。自宅の部屋は一面に推しキャラのポスターが張り巡らされ、痛部屋のような状態である。コスプレを「究極の愛」と表現するほど大好きであり、新菜との出会いをきっかけにコスプレイヤー「まりん」としてデビューする。なお、新菜に依頼したコスプレ衣装の製作する際の材料費などの諸経費は勿論、技術料もきちんと支払っている。また、乾姉妹と知り合った後は、高額な一眼レフカメラを購入(ここでもまた機種選択の基準が自身のイニシャルと同じというだけの大雑把さを発揮)するべく、読者モデルの仕事を増やしている。メイクやコスによる変容ぶりは相当なレベルに有り、交友範囲外の人間にモデルとしてのまりんと気づかれる事はまず無い。コスプレ時はさらにギアが上がる為か、出来上がった写真を見た者が驚愕・畏怖するほどの「憑依・人格変異」レベルのなりきりを見せる。
新菜とは対照的に、手先はかなり不器用。裁縫は苦手で、学校の被服実習室で新菜に初めて披露した製作途中のコスプレ衣装は、裁縫の基本が全く出来ておらず新菜に散々ダメ出しされた。料理は、味は決して悪くはないものの、盛り付けや献立などかなり大雑把なところがあり、肉ばかりで「茶色」の献立になる。また、つけまつげも一人では上手につけられないため、コスプレする際は、新菜にメイクを頼んでいる。カナヅチでもあり全く泳げないが、海は好き。
初めて参加したコスプレイベントの帰り道に、電車の中で半分寝言ながら「とても奇麗だった」と(それも「心から思った時でないと言えない」と説明された後で)新菜に言われたことで、新菜に好意を持つようになる。新菜への好意を自覚してからはアニメや漫画に向けていたような好意を新菜にも向けるようになり積極的にアプローチをするが、全く気付いて貰えていない。
アキラが自分を避けていると(最初勘違いで)思っても特に気にせず、ジュジュに冷たくあしらわれても逆にその態度を笑い飛ばすほど、他人に気さくで物怖じしない。新菜に対しても当初はその態度で、女子に免疫がない新菜を時折からかっていたが、本気で新菜に惚れ込むにつれ、そういった言動どころか時に顔を真正面から合わせることすらできなくなるほど恋に臆病になってしまっている。
ブックライブ主催の「マガデミー賞2022」で主演女優賞にノミネートされ、アメリカのアニメサイト「Anime Trending」が主催する「9TH ANIME TRENDING AWARDS(第9回アニメトレンド大賞)」ではベスト女性キャラクターに選ばれた。
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