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【入院清話】17:原作に忠実に

「セクシー田中さん」ドラマを毎週楽しく観てました。
今回の事件、とても残念でお悔やみ申し上げます。

原作と違う作品と言えば、私は真っ先に「タイガーマスク」を思い出しました。アニメの最終回、伊達直人の正体が公になりました。しかし、原作では、不慮の事故で正体不明のまま伊達直人は命を落とします。あと、「仁」この作品も最終回が、ドラマと原作が全く違いました。どちらも感動的で、ドラマも原作も私は名作として大切に思い出に仕舞っています。

私は、この原作の違いについて以前までは、次元の違いと。例えば、「仮面ライターシリーズ」原作者は既に亡くなっているのに未だに続いている。
映画の時は、1号ライダーから最新ライダーまで、次元を超えて集まる。
そう思ってました。でも、今回の事件は、そうした過去からの慣習が招いたもの、日本人の曖昧さが原因ではないかと思います。なぜか?原作者が死ぬほど辛かったのだという事実があるからです。

私はこう思います。子供を産んだ母親と過剰に干渉する姑の関係に例えると分り易い気がします。
苦しい思いをして産んだ我が子。そこへ他人の義母が、この服を着せなさい、オムツはこれがいいなどイチイチお節介する、善意の迷惑を押し付ける様なものと似ている臭いがした。
しかも、9、10話の台本は、作者が作成したものとの事。
この事は、義母が「もう知りません、一切干渉しません」と関係を一方的に断ち切った最も無責任な状況だったのでは無いでしょうか?
母親としては、「この子は私の子、勝手に押し付けないで!」と叫んでいたように思えてなりません。資金面での援助は助かるがそれと我が子が勝手に弄くり回される事を良しとしてることと違う。
この状況は、ほぼ理不尽であり、第三者的な夫が上手く母親に干渉しすぎを止める様伝えるべきなのですが、これが、最も難しい事なのです。

今回の事件、原作者にシッカリした弁護士がいたら結末が変わってたのでは無いだろうかと残念に思います。
本来、弁護士の役は、出版社だと思いますが、立場上判断が難しかったと推測します。
この事件は、今後原作者の立場を守るため、原因と対策を公のもとに明らかにするべき案件だと思います。

では、また。


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