見出し画像

「PERFECT DAYS」から感じる光


また日本語の美しさにうっとりした。

"木漏れ日" 日本語しかない単語。

光と影の混在。同じ瞬間は2度とない。

美しい木漏れ日を映像の力で教えてくれる。

そんな映画だった。

noteにしっかり感想を書こうとしてるけれど

この映画は映像、音楽、細かい演技で

言語化できない感覚を感じて欲しい。

それが生活の中での小さな幸せで

それに気づく気づかないで

同じ生活でも全然違ってくる。

もう少し顔を上げて自分の人生の"今"に

耳を傾けてみようと思う、そんな映画。

見逃しそうな瞬間をしっかり噛み締めて

自分の"今"と向き合う主人公の生活が

少し羨ましく見えた。

流れるようなだけど丁寧で

毎日同じ日なんて一度もなくて

だからその変化を見逃さず噛み締める。

いいな、この社会に惑わされない生活。

寝る前に読むフォークナーも

カセットで聴くローリング・ストーンも

フィルムカメラを毎週現像しに行ったり。

惑わされず自分の好きなことを好きなだけ。

自己肯定を底上げしてくれるような優しい作品。

また生き方を一つ提案された。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?