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スピリチュアルにハマった友人の話③

>>②からの続き

1か月後くらいにまた着信。
またお金を取り上げられたらしい。
今度は3万程どうにかならないか?とのこと。

・・・さすがに、2回目ともなると考える。気の毒ではあるが、そうなること(お金を持っていたら取られること)は前回の話から容易に想像できるはず。なぜ、すぐに離れなかったのか。なぜ、すぐに行動しないのか。
ただ、離婚は成立したそうだ。今はソーシャルワーカー?などに間に入ってもらい、新しい住まい探しと生活保護などの申請の手続きなどをしているとのこと。
親権は取られたらしく、子供を手放すことになったそうだ。


顛末をもう少し詳しく整理すると・・・。

  • A子旦那も鬱と診断され、仕事は行ったり行かなかったりで収入が安定しない。預貯金は0円だと思う。

  • 義両親と完全同居だが、生活の援助などは望めない。

  • A子には前夫の間に子供がおり、成人して働いているので、収入があるはずだが、頼りなく、収入を全て自分のために使い、貯金もなく、カードも止めれているらしい。一緒に同居しているが、一時的な支援も望めない。

  • A子自身も鬱でお金を出してもらえないので、病院にも行けず、パートにも出られない。

  • 取られたカードや通帳は残高0円になって返ってきた。

  • 旦那の借金はおそらく200万ほどあり、何に使ったのかは不明。

  • 子供には手を出さないが、子供の見ていないところで、物を投げられたり、蹴られたりする。

  • 離婚は成立し、親権は取られた。

  • 次男(起立性障害の子)はA子と離れる準備をしているが、三男(小6)は、まだ寂しがっている。

  • 行政には相談済み。

  • ソーシャルワーカーなどに間に入ってもらい、生活保護などの申請準備や手続き中。

  • 私が、旦那に言って取り返してやろうか?ぶん殴ってやるわー!と息巻いたら、大事にしてほしく無いと言っていた。

・・・これらは全てA子談である。
離婚が成立したのはよかったと思ったが、親権を取られたというところに疑問を感じた。
同じ鬱で収入面でも対等どころか、旦那には借金がある。義両親と同居なので、住む所に困らない以外は、養育費のことを考えるとA子の方が有利に思える。もっと主張すれば親権を渡すことはなかったのではないか?

後、やっぱり、旦那の借金の内訳が気になる。A子は何に使ったか不明だと言う。ゲームの課金ではないか?と言っていたが、ネットカジノやFXにハマらない限り、全財産なくなり、プラス借金をするというのは考えにくいような・・・というか、旦那の財布事情をよく知らないというのも問題だし、知らないくせに債務整理がどうの…と言っていたことも気になる。というか、最初の電話での離婚や逃げる選択の前に債務整理が先に来ていたのが引っかかる。

最初に電話があったのが8月末。
私が最後に見たのは5月の運動会。その時は旦那さんと来ていた。少し話をして、特に変わりなかった。
7月の後半に夏祭りがあり、よその地区の踊りの指導員としてハッチャケていたそうだ。私の旦那が目撃している。本人に聞くと、PTAの時に仲良くなった他地区の人に指導員を頼まれたそうだ。
旦那さんは子供を連れてきていたが、別行動だったらしい。

そこからの8月末の電話。
ちょっと急展開過ぎないか?とも思う。DVで入院したと聞いたが、7月末から8月末までの間のことだろうか…。
B美と2人でお金が入った封筒を渡した時、ありがとうの前に「これ、いくら入ってる?」と聞いてきたのには少し引いた。後、アクセサリーのじゃらつき具合。

9月に入り、地区の祭りの練習が始まる。
A子の家は、祭りでリーダーをしたりする昔からの地元人なので、おそらく、旦那は祭りに来るんだろうなと思っていた。
どの面下げて来るんだ!と思った。
私だったら、DVであることを地域のみんなに言いふらしてから出ていく。離婚して家を出るんだからそれくらいやらないと気が済まない。
A子は誰にも言わないでほしいという・・・。

2回目のお金の無心で、蓋をしていた疑念があふれ出してきた。
金銭が絡むことなので、話を信用はするが、全く疑っていないと言えばウソになる。初めから、疑念は抱いていた・・・。
私は、3万は出せないけれど、自分の事業費からなんとか1万は捻出できると言って、1万だけ渡すことにした。
A子はしきりに後の2万を気にしていた。B美に頼ろうとしているのが見え見えだった。

ああ・・・なんかもう・・・。

私はB美に連絡し、顛末を話し、追加で1万貸したこと、たぶんB美にも連絡がくるはず…ということを伝えた。
その頃、B美は仕事がとても忙しく、いつも帰宅は夜11時過ぎ。電話がかかってきても出られないわと言っていた。

そして、B美は今回でキレることになる。

>>その④に続く

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