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土曜日のお昼に。美術館へ行ってアレコレ思い出した36歳子なし夫婦のひとり言。

先週の出来事、午後13:00。
以前、一度だけ訪れた駅チカの定食屋さん。

怖そうなおじいちゃんが作る生姜焼き定食がおいしくて、もう一度行ってみようと思ったワケです。
このご時世で、日替わり定食780円って安すぎませんか?

どうも。
ざらめ煎餅のおいしさに目覚めて。です。

結果、『店主の都合により、3月14日から4月15日までお休みさせていただきます。』の張り紙が…。悔しい。

お腹がペコペコだったのですかさず隣のラーメン屋へ駆け込みまして胃袋を満たしたところです。
メニューにあった『餃子4個380円』の文字がチラついて、このラーメンを食べてみてから考えよう…と襟を正しました。
お腹が空いてるときって、いつもより多く食べれちゃう感覚になるんですよね。錯覚なのに。
お財布にも、腹八分のカラダにも優しい生活。大切です。

そんな今日は朝から『札幌 近代美術館』へ行こうと思い立ち、バス・地下鉄を乗り継いで行ってきました。美術館なんて、何十年ぶりだろう…。

全く知らない画・作品を見ながら自分が正直に感じる心のアレコレを包み隠さず感じ尽くす。

短大時代の恩師が、授業で美術や絵画の担当で今も文通のお付き合いがあるのですが

『作品をどう受け止め、何を感じるのかは、それを見た人の自由。何を思って描いたかなんて聞かないで。そういう余計な情報はいらないのよ。』とピシャリと教えてくださった時から、『芸術の奥深さ』を少し覗けた気がしました。

絵をきちんと描くことがないざらめにも、『環境構成上必要なもの』の重要さを教えてくれまして。
そう、人が生きてくために大切なこと・必要なものがあるように絵を描くのにも構成が必要なのだと。
単純に描けばいいってもんじゃないんだな~、と20歳そこそこの頃思ったのです。
思い返せば、そんな大切なことを教わっていたのに実生活には役立てることをしていなかった自分を少しだけ反省しつつ、36歳、ありのままを感じて。

さて。
気持ちをリフレッシュし、
ながらく鬱屈とした気分とお付き合いをしていたざらめですが、道に迷ったときの指南書があります。

それは

大好きな高山都さんの本。
30代も半ばになってくると、若い頃とは違った生き方に迷いが生まれてきます。

そんな時にこの本を開くと、こんな風に生きていきたいなぁ~と思わずにはいられなくて。

著者の高山さんは、いろんなことに興味が持てなくなった時期を経て、今はご結婚もされて、Instagramに載せている食卓はとてもおしゃれで華やかです。
そんな都さんが作る牡蠣と春菊の春巻きはいつか作ってみたい一品。
AuDee(ラジオ)でも、トシローさんとの回は何度も聴いていて、うんうん頷いてしまって。

自分の『好き』があるって、いいもんです。

どんなことに関心があって、何をしている時に幸せを感じるのか。

夫が帰ってくると嬉しくてニコニコしてしまいますし、ざらめが作ったものを食べて血となり肉となり体を作っているのだと思うとコツコツと作り置きを用意する時間が心も満たし、自信も育ててくれます。あぁ、妻という役割に感謝。

出会った時のようにドキドキすることはなくなっても母親以上に安心感があり、それは家族だからと、ないがしろにするような甘えとは違ってきちんとした思いやりのある形。
例えば、キレイに焼けたほうのハンバーグをついあげちゃうような。(ただの見栄だったりして)
眠たい時や、お腹が空いてる時に優しくするのは難しいですが、

夫婦は、『助け合い』。
できないときは、どちらかがフォローする。

最近嬉しかったのは、次の日が仕事が早く洗い物をせずに寝てしまったのに夜のうちに米とぎと洗い物を終わらせてくれていたこと。
夜に、ファミレスでパフェを食べに付き合ってくれたこと、など。

そんな日常の積み重ねが嬉しくて。
大人って楽しいよね、って思ってます。

他の人から見た自分を随分長い間気にしていたけれど、自分が何に心地よさを感じるかをきちんとわかっていれば例え否定されてもシャンとしてられる。

『私らしく、ってことと人と違うってことはイコールなんだよ』って言葉が、ざらめの基本です。

さて、今日から2泊3日の東京旅行です。

喧嘩せず、優しい気持ちでこの日を迎えられたことに感謝。

皆様もよい週末をお過ごしください♪








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