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田舎の横柄な人たち

東京出身ですが、現在は暮らすのに不自由はしないけど車は必須、娯楽はパチンコというレベルの田舎に住んでいます。
映画館はありますが、イオンシネマで上映する作品の1割くらいしか上映しません。
夏にドンキに行くと関係性の見えない男女の集団がウヨウヨしています。


そんな田舎で中小企業のパート事務員に収まって何不自由なく暮らしています。社長がとても従業員想いの良い人です。

良い人のまわりには良い人が集まると思いますが、良い人が必ずしも会社の事務員にまで良い顔をする人ではありません。
社長を訪ねてくる人たちの中には「何様だこいつ」と思う人も多いですし、それはここが田舎だからというのも関係しているように思います。


●事務所の玄関先で当然のように顔パスを求める

来客に用事を聞くために「こんにちは」と挨拶をすると「社長いる?」と返ってくる人たち。
100%おじさんです。
田舎の中小企業の役員に収まっているような井の中の蛙は、力のない事務員に大きな顔をすることで自分を大きく見せます。
挨拶されたら挨拶しなさい。うちの近所の小学生のほうがしっかりしています。
おじさんが若者を識別できないように、若者もおじさんを識別できません。
ので、玄関から入ってきたおじさんが社長の知り合いなのか通りすがりの不審者なのか若者には顔だけでは判別できません。
知らない人に社長の在・不在を問われても困ります。
田舎の中小企業の役員は平気で家着のまま出歩き、スーツ着用でどうにか保てる威厳をクローゼットに置いたまま弊社に立ち寄るので、「いません」か「社長~(呼)」でしか対応できません。
「どちら様ですか?」などと言うと、自分の無礼を棚に上げて私の無知を誹ることが明確なので。
こんな対応をしていると「田舎の事務員」が出来上がります。
都会育ちのプライドが傷付きます。
私にはおじさんの認識能力、おじさんには礼儀が備わると良いと思います。


●お茶を出してもお礼を言わない

お茶を出されて「どうも」と言ったり会釈したりということさえ横着する人は何様なのか。逆にどういう場面でならお礼を言えるのか。
社長仲間や営業の男性に多いです。
玄関先ではペコペコしていたくせに、応接室に通されたら任務達成とばかりに事務員が見えなくなるとしか思えません。
私は差別主義者ではないですが、出されたお茶くらい男なら全部飲んで帰れと思います。残されると下げる時に面倒だからです。
事務員を目の端に入れることすら怠けるから田舎の井の中の蛙なのだと思います。
もしかして「いなか」って「井中」ということなのでしょうか?
全方位に礼儀と愛想を振りまける人間でなければ、大手企業では務まりません。
下の人間への態度には、育ちの悪さが露呈するからです。
女性の営業の人が妊婦マークを付けていたので気を遣って温かい麦茶を出したら一口も飲まずに帰っていましたが、産後は職場復帰しないほうが良いのではと思いました。
田舎で華やかな容姿の女性は接客か水商売に行きます。ゆえに営業職の女性に美人はいません。その顔で取引先のお茶も飲まないとは、この人大丈夫か・・・と余計な心配をしてしまいました。


●メールが横柄

田舎の中小企業では、メールの基本的マナーなど教えません。
宛先も書かず、「いつもお世話になっております」の文言もなく、署名もしません。
おじさん→事務員 のメール連絡はそんなに礼儀を削ぎ落して良いものなのでしょうか?


「株式会社〇〇 代表取締役 〇〇様
いつも大変お世話になっております。
先ほどご連絡いただきました書類を、〇〇に代わりお送り致します。
ご査収くださいますよう宜しくお願い致します。
株式会社△△  事務 冷茶」

おじさん
「文字化けします
違う方法で送ってください」

句読点くらい打ってください。
ファイルの文字化けはそちらで対処していただけませんか?
この手のおじさんの会社で雇われている事務員は勘定奉行以外のアプリケーションは使えないので、送信元の私に何でも頼りきりです。
頼るなら相応の態度を取ってほしいものです。
全盛期にパソコンに触れてこなかった世代が会長などに移行してまだ大手を振って生きていくなら、名刺交換レベルのマナーは下に習ってほしいです。


田舎の中小企業ならこの程度の態度で一番上の人間にさえ気を遣っていれば、年功序列で会社のトップになれてしまうので、一番下の事務員(私)が舌打ちしたくなる事態になっています。

私が風俗勤務経験でおじさんというものの正体を知った(気になっている)せいもありますが、お茶を出されてお礼も言えないおじさんを見ると「こういう客は追加料金払う気もないのに本番要求してくるんだよな」と思います。
大体当たっていると思います。

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