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一緒に寝よう(のろけ話)

おはようございます!

体感的に10歳若返ったので備忘録です。


とても久しぶりに大好きなセフレA君と会ってきました。
今風に言うと私の推しです。推しとセックスできて良いでしょ!


いつものようにご飯を食べに行って、ホテルに行って、スタバでドリンクを買って帰る、というスケジュールでしたが、いつもと違うのはセックスしたあとに一緒にお昼寝をしたということです。2時間。

前日の仕事後に私の居住地へ車で向かい、朝4時に着いて車内で寝て(実家で猫を飼い始めて、猫アレルギーのため不調になるから実家では寝ないという解説)、昼前11時に私を迎えに来てご飯を食べてセックスしたら、そりゃ眠くなります。
私も事後は疲労で眠気を感じますが、疲れた・・・眠い・・・ちょっと寝たい・・・と、うとうとする程度。


本題からズレますが、p活でお会いするpたちの前で「寝ちゃいそうです・・・」「いいよ、寝な」と許可を得て寝るふりをすることがありますが、これで本当に寝ることは絶対にありません。
なるべく長く一緒にいたいと希望するpが、二回戦に持ち込まないためと、なるべく楽に時間を消化するために「技:寝たふり」を発動します。
こちらが寝ていると、ほどほどに疲れたpも寝ます。10分ほどで起こして「時間大丈夫ですか?寝ちゃってごめんなさい、シャワー浴びましょうか」とか言って切り上げます。


閑話休題、A君は、普段はあまりダラダラしないタイプです。
ホテルに入る→脱衣→セックス→私が死んでいる(死んでいる)間にシャワー浴びる→服着て帰る
という感じ。

こう表すとすごく淡白に思えますが、誤解されたくないので(A君の名誉のために)弁解します。
A君はホテルに入る前に車内でイチャついたり、ホテルの前のご飯屋さんの店内で体に直に触ったり、本番への持っていき方が非常に巧みです。エロい雰囲気に煽っていく行動が遺伝子に組み込まれています。
一言でセックスと言っていますが、そこらへんの一般男性のセックスとは違います。格が。私もそこらへんの一般女性とは違うので、詳述は避けますが男女の欲望が結実したみたいなセックスです。
性交大学性教育学部性交学科主席卒業制作みたいなセックスです。


この日もそのレベルの行為をして体力を消耗しきったので、A君は死んでいる私(死んでいる)の肩に顔を載せて、私に腕を回してぴったりくっついて休憩していました。
「あれ、珍しいな、すぐシャワー浴びないんだ。さすがに疲れてるからちょっと休むかな」と思っていたら、スー・・・と寝息になっていくA君。


男(ex.私を買うおじさん)の共通認識に「女の子が自分の前で眠ってくれたら、安心できているんだなと思えて嬉しい・いとおしい」というのがあります。
前述のとおり私が男の前で寝る(ふりをする)のは、自己保身と、こうした男の承認欲求を満たすという意味で、男なんてチョロくて馬鹿だなと思っています。
そして過去、行為後に寝てしまうセフレにも「大して知らない女の前でよく眠れるな」としか思っていなかったのですが。

私にくっついて眠るA君を見てめちゃくちゃいとおしくなってしまう自分にびっくりしました。


私、女ですが賢者タイムがダウナー系なので、行為後すぐに女に優しくできる男をえらいなと思っています。
自分が男だったら、恐らく行為後に女性に触られるのが嫌でそれを態度に出してしまい嫌われるタイプだと思います。
女の現世でも、行為後にべったりくっついてくるセフレを「嫌われないように頑張ってるな」と感じるのですが、私の前で眠ってしまうA君には「可愛い」という感情で、非常に癒されました。


セフレと遊ぶことの意義を心底没頭できるセックスをすることに重きを置いていたのですが、好きな子と全裸で密着して寝ることに癒しを感じてしまうのはやばいな~~~と感じました。


動の感情(=セックス)によってアドレナリンが分泌された直後に、静の感情(=一緒に寝る)でセロトニンが分泌される。セロトニンかはわかりませんが、とにかく多幸感をもたらすホルモンがドバドバ分泌される状態になりました。
そりゃ10歳若返るわ。


実は私は人前で眠れない性質なので(夫とも別室で寝る)、疲れて眠くて動きたくないけれど、実際眠るには至りませんでした。
でも常に体にA君が触れていて、眠りが浅くなって寝相を変えるたびにやっぱり体の別の場所に腕を回してくれたり手を繋いだり、「さむい?」と確認してくれたり、ふたりに掛かるように掛け布団を調整してくれたり。
私の肩に顔を埋めるようにするので体にA君の髪がかかったり、私が後ろから腕を回すとその手を握ってくれたり。

これ若いときに体験できなかったやつだ!!と思いました。
若いときは好きな人と付き合ったり遊んだりする時間をお金に換えていましたので。
33歳になって好きな子とくっついて寝られるとは思っていませんでした。
自分の価値観では、セックスよりハードルが高いです。
「信頼関係・・・(尊)」みたいな感情です。


そもそもA君てそんなに優しい性格の人じゃありません。
自信家、生意気、クソガキ、利己的、あたりの言葉が当てはまります。
でもプライドが高くなく、自分がクズでダメ人間だと自覚しているので仲良くいられるのですが、こういう人がセックス後には甘えてくるというのが「年下のクソガキのくせに可愛いなクソ!!」と心の琴線にぶっ刺さります。

おじpが隣で寝ていたら「早く帰りたいな」としか思いませんが、推しが寝ていたら「もうこの時間が永遠で良いな」と思うのですね。
A君は時間に余裕がありそうなので、寝相を変えながら2時間寝たふりしました。
顔と顔が5㎝も離れていないくらいの距離で向かい合って寝ている時はさすがにドキドキしました・・・。
寝顔を直視していたわけではないですが、目を開けてみるとA君の肩の曲線が見えて埋めている顔にかかる髪が見えて、「神様ありがとうございます」と思いました。「この画角を私は一生忘れないだろうな」とも。


さすがに2時間経って、起きた時に「もうこんな時間!?」ということになったら悪いので、私がちょっとスッキリして目が覚めたテイでもぞもぞ動き、A君もつられて起きるように仕向けました。
A「いま何時?」
私「3時だよ」
A「何時に入ったっけ・・・」

あ~~やっぱり寝させすぎたかな、もうちょっと早く起こした方が良かったかな、とA君が機嫌を損ねること憂慮していたのですが、A君は
ふたりでこんなにゆっくり寝るの初めてだね
と言いました。

友だちに報告したら、「そのセリフは心にりぼんとなかよし置いてないと言えないな」と、少女漫画性に感嘆していました。


A君とは知り合って1年半ほどで、会った回数は多いし、しっかりめにデートすることもあれば直前に呼び出しをくらうこともありましたが、一緒に寝てしまうことは初めてでした。
初めてのことをした時に「初めてだね」って言える男がこの世に何人いるか、恐らく人口の1%に満たないでしょう。
心の中に少女漫画のイケメンがいる。
キザすぎて照れてしまい「私外泊しないからねぇ」と言ったら、「外泊した気分を味わってる」と笑っていました。


ダメ人間のクズに多幸感を味わわされてしまって肌がツヤツヤです。
私は相変わらず可愛げのあることが言えないので、帰り際に「ありがとうね、来てくれて」としか言えなかったのですが、A君は脊髄反射で少女漫画対応なので「こちらこそ。また遊ぼ。今日は(私)ちゃんに会うためだけに来たから」と言っていました。


恋愛(疑似含む)が一番のアンチエイジング、二番手がセックスだな、と認識を改めました。
一日で全部体験したら10歳若返りました。

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