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モヤモヤすること3選

・吸水ショーツ

急にSDGsが叫ばれ出して、けれども何かを今までと変えようというつもりは一つもないのですが、破壊的発想だなと感じているのが吸水ショーツです。
市民権を得だした今になっても全く真実味を感じません。悪ふざけだと思っています。おむつと同じ発想ですよね。しかも履き替えることができない。

使用者の感想のマジョリティが「不快感を感じない」になっているのは、人間がどんな劣悪な環境でも慣れることができる生物だということの証明だと思います。
体から排出された体液なんて一刻も早く除去したいものではないですか?
排出された経血と半日以上も共に過ごしたくないです。
個人的にはおりものシートも1日に3回ほど交換したいと思っているので、ショーツそのものに経血を吸水させようなんて、貧困な男性が考えたとしか思えません。

しかも経血を吸ったショーツを手洗いするなんて、生理中というだけで気が滅入るのに、そんな労力はお金を払っても削減したいです。

SDGsのためにQOLを爆下げするなんてどうかしています。
地球環境より自分という個体を大事にする方が有意義に決まっています。
生理中の女性の不快感と経済的負担を軽減させる気が本気であるなら、吸水ショーツを普及させるより、生理用品の無償化と低用量ピルや皮下インプラントの普及に努めたほうが良いです。

自分が男だったら、多分生理中の女性との性行為にあまり抵抗を感じないタイプだと思いますが、女性が吸水ショーツを履いていたら気持ち悪くて萎えます。
時間が経った血の匂いを嗅いだことがない人が立案したんでしょうね。


・憐れみの3章

ヨルゴス・ランティモス監督の「Kinds of Kindness」を「憐れみの3章」という邦題に決めたの誰ですか?
センスを疑うので広告の仕事を辞めたほうが良いです。

ランティモス監督の前作「哀れなるものたち」に悪い意味でぶつけに行ったのでしょうか。正直大失敗だと思います。トリアー監督の鬱三部作のようなニュアンスになってしまいます。

せっかくKindで韻を踏んでいるのを完全に無視し、タイトルから章の数を言ってしまうのは愚策です。日本の映画界が原題をそのまま使う勇気も気韻もない業界だということはわかっているのですが、これは原題のままがベターです。
邦題がうまく嵌ろうが嵌るまいが、ランティモス映画なんて好きな人しか観ないから興行に影響ありません。
あと、ランティモス監督に憐れみという感情は多分ないと思います。過去作を観ればわかります。


・「可愛い子が好き」

20代前半くらいの、遊び人なんだけどプロ意識が低くて彼女なしの男がぽろっと言いがちな「顔が可愛かったら好きになって付き合いたいと思うかも」。
なんでそういうこと言うの?
こっちは誠心誠意射精の介助をしてあげてるのに、なぜ暗に「あなたは『可愛い』の対象外」と言うの?
プロ意識の低いクズはこういうところが嫌いです。
「彼女いつできんだろ~」「どういう子なら付き合えるの?」「顔が可愛い子」
という会話の流れを作っている私が悪いのか?

プロ意識の低いクズというのは大抵彼女がいません。
彼女をうまく操縦しつつバレないように遊ぶということができるクズは自然とデリカシーを身に付けます。
彼女がいないアマチュアクズはバレるリスクがないので自ずと遊び方が雑になっていくし、一人ひとりのセフレを丁寧に扱うということをしなくなります。
嫉妬とかではなく「こいつ私を人間と思ってないな」と感じるクズはヤリ損以外の何物でもないので切るに限ります。

私のことも可愛いと言ってくれ!という話ではありません。
わざわざ「可愛いと思ってません」という話をしないでくれ!マナーだろ!ということです。
こういう「あなたに気持ちはありません」ということをぽろっと言う粗忽者は得てして「彼氏となんでまだ付き合ってるの?」とかも言います。
自分はあなたを好きではないし、あなたの恋愛がうまくいっていないことにも期待している。
目の前のセフレにとことん悲劇性を求めて自分が優位に立ちたいのですね。

女にもいますが、異性との交遊関係に困っていない自分はモテていると思っている中途半端な遊び人は滅びてほしいです。

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