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今回の出版で特に大切にしたこと③

今回は、Kindle出版に向けて執筆中に起こる心の変化との向き合い方についてまとめたいと思います。

執筆をしていると思うようにいかない場面に遭遇したりします。
例えば執筆が止まるです。

頭の中に構想は浮かんでいる
その構想を基に文字を綴っていく。
文字を綴ることで「ワクワク感」がうまれる
その感情がさらに執筆のスピードを加速させる
でも突然執筆が止まるのです。

書きたいことはある
書きたい気持ちもある

でもそんな自分の気持ちと裏腹に執筆が進まないことがあります。

長時間執筆を続けて飽きてきた時やなかなか気分が乗らない時ならわかります。
一度作業を止めて時間や場所を変えれば解決します。

ただ気持ちが乗っているにも関わらず、次の文字や文章に進めない時があります。
書きたい気持ちは十分あるので執筆を止めたくないけど、次に進む適切な言葉が見つからないのです。

そんな状況に陥ると焦りが出てきます。
書きたいのに上手く表現できない自分にモヤモヤします。
でも書きたいから執筆を止めたくはないのです。

今回の書籍執筆の際にも同じような現象が起こりました。
過去にはそんな焦りの心境を打ち消して勢いを止めずに執筆を続けたこともありました。
でも上手くいきませんでした。

後から文章を読み返すと、明らかに焦っていた時間に書いた文章と気持ちが乗っていた時に書いた文章とでは違いがあるのです。

ではどうすれば良いのでしょうか。

そんな時に私が心掛けているのは、まず焦っている自分を認識することです。
気持ちが焦っている自分を認めてあげるのです。そして執筆の方法を変えます。

気持ちに勢いがある時に出ていた執筆のスピードを落とすのです。
時には信じられない位執筆のスピードを落としたりします。

執筆の作業自体はやめません。
でも次の1文字を大事にします。
1文字、1文書けたら上出来です。

執筆を途中でやめたらその時間の作業は0です。でもたとえ1文字でも進めば作業は1になります。0ではないのです。

執筆が1進んだ自分に小さな達成感を感じたりします。
少なくとも今の時間に何かをうみだしています。後ろではなく確実に前に進んでいます。
そんな自分を誉めてあげるのです。

書きたい、次に進みたいという気持ちが焦りをうみます。
その気持ちを大切にしながらちょっとだけ前に進んでみるのです。

これは人生や生き方にもあてはまります。
自分のやりたいことや実現したい夢
それを早く叶えたいと焦る時があります。
でも焦っても気持ちは空回りします。

そんな時はまず今の自分ができる事だけやるようにしています。
今回の海外1人旅行や書籍の中で書いた新たな夢(海外と日本の2拠点生活)は、すぐに実現できるものではありません。

でもその夢に向かって準備を進めることは今の自分にもできます。
大切なのは実現したいことや夢を忘れないことです。
そしてたとえ1ミリでもよいので前に進むことです。少なくとも後ろに後退しないことです。

勿論実現したい夢は途中で変わることがあります。人間は感情の生き物です。
気持ちは変化してもよいのです。

前に早く進みたいと焦る気持ちは自分の中でうまれます。
周囲の人が急かしているわけではありません。
自分のペースでよいのです。

私は昔流行った「アニメ三銃士」の主題歌が好きです。
曲の歌詞が好きでよく聴いています。
特に好きなフレーズは
『心に冒険を 夢が聴こえるよね 自分のペースで近づけばいいよね』

今執筆を頑張っている方
やりたいことや実現したい夢を持っている方
自分のペースでよいのです。
焦らなくてよいのです。
そして一歩でも踏み出せたらよいのです。
共に頑張りましょう!









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