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海外に暮らすことになりました

生まれてからずっと、地方暮らし。
他県に住んだことのない私が、ご縁あってアジアのある国に数年間暮らすことになりました。
人生って予期しないことが何度も起こり、本当に面白いです。


フルリモートだから働ける…わけではない

パートナーの海外駐在が決まったのは、2023年年明け。
半年間はどちらにしても家族を伴っての移動ができないこと、アエラ(長女)卒業までのこの1年で、帯同するか否かを決めようと話し、パートナーは、1年前に海外での生活をスタートしていました。

私自身は、20代に思い描いていた仕事に20年越しにようやくめぐり逢い、働くことができて数年のタイミングであったことや、フルリモートで働いていたこともあり、帯同して働くこともできるよねーと安易に考えていました。

夫の会社にも、自社にも確認したところ、就労継続はOKというお返事をいただき、意気揚々とVISAについて調べ始めたのですが、だんだんと雲行きが怪しくなって…。
結論、私が持てるVISAでは、働くことができないとわかりました(´;ω;`)
当然なのですが、国と国の間には、相互に利益を守り合うための色々なルールがあることを身をもって知りました…くぅ。。。
※私たち家族が住む国は、就労に関わる要件がなかなかハードルが高いようです。国によって本当に色々あるんだ…ということが勉強になりました。

選択を重ねていくということ

「やっぱり人生って何が起こるかわからない!!」という気持ちでいっぱいになったこの一年。
仕事を手放し家族と一緒に過ごすか、仕事は続けて家族別で暮らすか…という選択を迫られました。
子どもたちの意見を聞いたところ、「家族一緒にいたい!!」の一択。
子どもたちがまっすぐに向けてくれた想いと、現実的に私の収入がゼロになった場合の今後のライフプランも考えた上で、「家族でタイに行く」と決めました。

上司や同僚に相談したところ、私のライフステージを応援してくれて休職させていただくことになりました。
子どもたちにとっても、仕事にとってもきっと良い経験になると背中を押してくれた仲間に、心から感謝の気持ちでいっぱいです。

心配ごとはあるけれど、きっと大丈夫!

2年生から不登校のアエラ(長女)さんは、この春から中学生。
彼女は今、数年ぶりに教室で授業を受けようという気持ちでいます。「自分のことを知らない人たちだから、大丈夫!」なんだそうです。

とはいえ、人に会うことは彼女にとってかなりエネルギーを使うことで、不登校支援教室で1日過ごすだけで、ぐったりして帰宅します。
海外、中学校、教室での授業…すべてこれまでと違う環境になるので、本当に「大丈夫」かどうかは、「行ってみないとわからない」というのが現状です。

「がんばれ!」と応援することと、「がんばらないで」とストップをさせることと、バランスが難しい期間が再来します。
色々な思い出がよみがえる‥‥
それでも、これまで色々な人たちに助けてもらいながら、経験を積み重ねてきたので、きっと今度も大丈夫。そんな気持ちでもいます。

私自身としても、海外で子育てをすることは初めての経験になりますが、夫婦で、親子で、「きっと大丈夫」と声を掛け合えたらいいな。

また、仕事から離れるのは、育休をとって以来の7年ぶり。
渡航先は、様々な国から人の集まるエネルギッシュな国なので、色々な国のお友だちをつくりたいなー、現地の教育環境や子どもたちの様子なども勉強したいな、この機会に語学もなんとか身に着けたい…そんな野望も持っています。

現地採用で働くという選択肢ももちろんあるので、これから少しずつ考えてみたいと思います。

アエラが大好きな乗馬も、もちろん海外でも続けていきます。
日本語が通じない環境ではありますが、きっとそれもいい経験になるはず。

出発まであと数日。家族での新生活、楽しんできます。



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