過敏者が避けようとする場所~映画館~

※この記事では、「刺激=疲れやすさ、しんどくなりやすい」と思ってください。


感覚過敏がしんどくなる刺激

館内・スクリーン内

  • 館内の照明の灯りが独特である

    • 薄暗い

    • 物が読みにくいあかるさ

    • 光の明暗が、不気味(こわい、不安定な気持ちになる)、と感じるような灯り

      • 作品にのめりこむための演出の一環なのかもしれないですが、しんどいです。

  • 売店や作品の広告映像が、暗闇の中で強い光で流れている

    • ただでさえ、暗い中で強い光の点滅があるのがつらい

    • 映画開始時刻に事前のCM動画終了時間もかいてほしいです。(少しでも、刺激にさらされる時間を減らしたい)

  • 館内に飲食物の臭いがこもっている

    • これに関してはコロナ対策で現在は、あまり感じなくなっていましたが、今後は省エネとかでだんだんなくなるかもしれないので、一応書きます。

      • 嗅覚過敏のある人には、なかなか気持ち悪くなりやすい環境です。

  • 音が大きい

    • 聴覚過敏者にとって、大音量すぎる。

    • 昔よりも、臨場感たっぷりに音が聞こえるような工夫や技術により、必要以上に聞こえる人にはさらに凶悪になっていると思います。

      • 子供の耳も大丈夫なのか心配なぐらいおおきいような気がします。空間に適した音量になっているのか疑問でした。(先日行った映画館の話なので全てではないと思いますが一応。)

細かめの話(過剰な刺激になる理由)

  • 必要以上に音が大きいのは過剰な刺激になる。

  • 明るいところだと、他の光源と相殺される刺激の強さが、映画館はメインの光源はスクリーン一つなので、家で見るよりもスクリーンの光からの刺激を受けやすい。

    • 場面の変化ごとにいきなり、明るくなる、暗くなることがあり、(つまりは、光の点滅のようになっている)ブルーライトなどの目の疲労を促進させるような光の刺激がダイレクトに来る。

  • 音や光などの刺激だらけの空間に2時間以上閉じ込められるため、終わったときには神経がすり減っている。

  • さらにひと昔だと空気がこもっていて、埃っぽさや空気の濁りがあり、生暖かかったので、さらに気持ち悪くなりやすかった。

感覚過敏者にできる対策

(基本、日常生活と同じことぐらいしかできることないです。むしろ、いつも以上に、できることないかもしれない。筆者視点、他の人の目もきになるだろうし)

光過敏

  • ブルーライトカットのサングラスなどを掛ける(泣くと外すので気休め)

  • ヘットフォンなどの音の刺激を低減するアイテムを付ける

    • かえって、自分の活動音(呼吸や、脈拍、動いた時の服の擦れる音など)がこもる場合もあるので気休めかも・・・

臭い

  • マスクをする(におい関係、)

    • (泣くと外す場合があるので、気休め)

最終手段(過敏症側の最終手段)

  • 途中で退場する

    • 夢中になっている間は、気持ち悪さに意識があまり行かないのでほとんどできないと思います。

  • 映画館で見るのを諦める

    • DVDなどで発売するか、テレビ放送まで我慢する。

      • 体調不良覚悟以外は諦める。 (私もそっち側です。)


映画館側に望みたい対策

(あくまでも、できたらよくなるかもなので、臨床的な効果は不明です。)

  • スクリーン以外の場所だけでもいいので、もう少し明るく(清潔感を感じるような明るさに)する。

  • 音をセーブするためのヘットホンなどを借りられるようにする

  • 感染対策が下火になっても、換気扇はしっかり回す。

  • 一定身長以下は子供用となっているマットを借りられるといいかも(首が疲れると眼精疲労ひどくなりやすいので、)

  • 過敏者用の放送時間をもうける。(ライブ放映みたいなのをもうける)

    • 音を全体的に小さくする

    • 薄暗くない証明を客席側のほうにつける。(開演前の明かりを付けても気持ち悪さはなくならない気がします。)

    • 特定の爆発音などの大音量を過剰に聞こえないようにする(これはできないかもしれないですが)

      • 音量を一定にする(一定以上、以下にならないようにする。上下の刺激を減らす。)

とか、あるといいと思います。

注意書き

 あくまで筆者の感覚過敏(音、光、臭いなどによる刺激)をもとに書いているので、当てはまらない場合もあると思います。(特定の環境が好きな人もいれば、苦手な人もいる話の延長だと思ってください。)
 場所自体の悪口のつもりはないですが、そう感じましたら申し訳ありませんでした。

あとがき

 いち過敏症持ちが書いてみました。とはいっても、一般的な感覚の人は今の映画館を満足してる方が多いでしょうし、一応こんな意見もありますよ程度に捉えてくれると嬉しいです。

作品展示の場でもあるのだし、個人的には美術館みたいな映画館があってもいいと思います。

※この記事は、修正あげなおしです。

蛇足

筆者の見終わった後の体調不良を具体的に書いてみました。

読まなくてもOKです。そんなこと言って本当はたいしたことないだろーと思われる人もいそうなので一応書きました。(もっとひどいひともいるかもしれないです。)

基本的にグロッキーです。

  • あらゆる五感の刺激が、過剰になって眠る(気絶)するしかやり過ごす手段がないのに、家に帰るまで休めないのがつらい。(本当はいますぐに、目の周り温めて横になりたい。車の中は無理)

  • 脳が疲れているせいかいつも以上に刺激に過敏になっている

    • 音や臭い、光への刺激がいつも以上に過敏になる。

    • 特に暗がりでのLEDの灯りがつらい

      • 信号機や車のライト、車内のデッキなどの灯りなども無駄にしんどくなる。

    • 店内アナウンスや音楽が普段よりも過敏になり頭に刺激がダイレクトに来る。

  • 判断能力が明らかに下がっている気がする

    • 運転がつらい

    • いつもより持ち物なくしそう

  • 帰りに寄り道なんてできないぐらいの体調不良に悩まされる

  • わりと毎回、吐き気と戦っている。(吐いたことはまだない)

    • 吐けた方が楽かもしれないぐらいには、気持ち悪い。唾液でさえ飲み込みたくないぐらいのときもあった。

    • お茶や水ぐらいしか飲めない。(飲べるのはかなりむりかも)


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