ながた和義

消化器内科医/肛門外科医。 日本、とくに地元長崎で外国人医療ツーリズムのエコシステムを…

ながた和義

消化器内科医/肛門外科医。 日本、とくに地元長崎で外国人医療ツーリズムのエコシステムを作りたいと考え、活動しています。 長崎市のアクセラレーションプログラム『コッコデショ2023』参加 『NAGASAKI STARTUP COMPASS SUMMIT 2024』審査員特別賞

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外国人への医療提供に際して知っておくべき日本の状況(前回記事の補足)

はじめに前回の記事では、日本の医療機関の外国人受入れ体制および実績についての、厚生労働省による全国調査レポートについて、詳細にまとめました。 かなり力いっぱい作成しましたので、ぜひともご覧いただけるとありがたいです。 今回はこちらの記事の補足もかねて、日本において外国人への医療提供に際して知っておくべき、環境要因的な部分をまとめていきます。 ※なるべく本文のリンクで、参考のページに跳べるようにしてます。 外国人の属性と医療保険の関係についてまず日本に入国、在留、あるいは

    • 外国人への医療提供体制の実態 ~厚生労働省『医療機関における外国人患者の受入に係る実態調査』から読み解く~

      ※公開資料がある場合は、なるべく本文からリンクで跳べるようにしています。 ※・・・長いです。 はじめに世界のグローバル化、および日本の観光政策により、日本に在留あるいは訪日する外国人の数は如実に増加傾向となってます。 医療を目的として外国に渡航する医療ツーリズムについては、2010年に閣議決定された『新成長戦略』にも国家戦略として盛り込まれ、2011年に『医療滞在ビザ』が新設されるも、全くと言ってよいほど発展しないまま国際競争に周回遅れで敗北してしまっています。 しか

      • 医療ツーリズムで、日本医療を新たな段階へ

        はじめにこのnoteで、最初の投稿となります。 はじめまして、消化器内科&肛門外科の医師をしています、長田(ながた) 和義です。 一般社会はおろか本業の医療分野でも全くの無名な人間につき、これから色んな方面の方に認知していただくにあたって、ちゃんと文章なりでアピールをしていかねばと思い立ちました。 身の上話的な内容はまた別の記事にしますが、まずは現在チャレンジを始めている『外国人への医療ツーリズム』への取り組みを通じて、自己紹介をします。 背景もともとは消化器内科という

      外国人への医療提供に際して知っておくべき日本の状況(前回記事の補足)

      • 外国人への医療提供体制の実態 ~厚生労働省『医療機関における外国人患者の受入に係る実態調査』から読み解く~

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