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辞めなくてよかったね〜上司からの一言

一人親方の私に部下さんが出来たときのエピソードです。

事業縮小で経理未経験の方が部下さんに。
上司は職人気質の一人親方が部下を潰してしまわないか私より心配していた模様💦(笑)
私の心がけを一筆。

私の心がけ

1 業務を細分化
2 マニュアルは見て分かるを意識
3 「それ前に言ったよね」は言わない
4 分からないのは教える側の責任

1 業務の細分化


私は経理10年選手!
未経験の方が同じように出来るわけがない!
できたら…ちょっと悲しいし(笑)
だから、自分の当たり前を見直し、引き継ぐ業務を整理し細分化しなければ!
具体的には⬇

『証憑はひとつ』
元のデータはひとつにすることで正解をひとつに。
立ち返る見本を明確にすることでヒューマンエラーを最小限に。
『入力作業』
入力しながら確認するとは意識が散漫になるのでミスの確率が増える。
入力作業は集中して一気に!集中出来る環境作りを意識。
『確認作業』
見直す癖を作ることで理解度アップ!
自然と復習できるし、確認に集中することでミスを軽減。

これをを意識して業務を切り分け。

2 マニュアルは見て分かるを意識

インターネットバンキングなど銀行のマニュアルを手本に、作業ひとつひとつをキャブチャで保存さました。
自分が作業しながら手順を全コピー!
イレギュラーはOJTでメモをとってもらいながら
反復します。
マニュアルは完璧では無かったので部下さんの新鮮な気づきメモははどんどん更新してもらいました!
反復のポイントは…⬇

流れを意識しながら、メモをとることで意識づけ。
この時は、理解を求めず「そんなこと言われたなぁ〜」の
意識づけが目的。
なので、都度、場合にあわせて反復することで意識が強める。

3 「それ前に言ったよね」は言わない

新しいことを覚える時、1回で理解し吸収できる天才さんはそうはいないはず!
私もこれ言われたとき「言われたような💦??知らんがな!」って心の中で突っ込んでたので…。
初めてのことを1回で分からないのは当たり前ですよね。
「それ前に言ったよね」は分かる人が言うエゴ!
伝える努力を重ねた上でないと使ってはいけない言葉と考えていました。
これは部下さんに後日、褒めて貰えたポイントです!

自分の経験から身につくのに最低3回は必要と感じていたのです。
私のイメージはこんな感じ…⬇

1回目はOJTで一緒に流れを覚える。
2回目はマニュアル見ながら1人で実践。
(確認は丁寧にフィードバック。
⇒やってみたから実感出来るポイントをおさらい)
3回目は少し慣れて勘違いやケアレスミスが出やすくなる。
(理解度や得意や苦手の個性が見えてくる。
⇒得意は褒めて、苦手は改善案をアドバイス)

4 分からないのは教える側の責任

まず、大前提に教える方が立場的にも理解度も上。
理解度が高い人から伝え方を工夫できるのに、工夫しないのはただの怠慢!
伝わらないのは伝える方法を模索すべき!

・前提として仕事に無駄な作業はない、あるなら是正!
・当たり前につかいがちな『専門用語』はわかりやすく
・目的、意図を意識して伝える
(なにやってるかわかんないとやる気もでない)
・過去の背景を伝える
(一見無駄な作業も理由があったりするのでつまずき防止)
・曖昧な表現は極力控える
(人相手だと多少気遣いなど必要な場合は理由を明確に)

そんなこんなで部下さんが教わり上手なおかげで
スクスク成長してくれ、私の評価もあがったみたいでした(笑)
私の面談時、心配してくれていたであろう上司から…『(部下さん)辞めなくてよかったね〜』としみじみ言われたのでした。
最初は、⬆の言葉にちょっぴり複雑でしたが(笑)
職人気質な一人親方は心配されていたんだなぁ〜と噛み締めています。

お読み頂きありがとうございます。

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