私立教員ハット

現役私立教員/元学びの多様化学校教員/

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不登校生徒を経験した子どもの生声

 みなさん、こんにちは。学びの多様化学校で不登校生徒と学ぶ教員のハットです。  学びの多様化学校には、小学校や中学校で不登校を経験した生徒が通っています。  不登校の生徒というと、そもそも環境が変わっても学校に行けず、何のために存在しているのかと思われるかもしれません。  しかし、学びの多様化学校では7割以上の生徒が学校に登校できるようになっています。  また、私の学校では、卒業式の日に、全員が揃い、卒業を迎えることができました。 では、どのように子どもと向き合っているの

    • 私立教員 1日の流れ(月曜日編)

      こんにちは。私立学校で教員をしているハットです。 今回は、リアルな1日の流れを紹介したいと思います!気になっている方は多いのではないでしょうか。今回は月曜日編です! 私の勤務する学校は、変形時間労働制という、仕組みをとっています。1年間で勤務する日数と総時間が決まっていますが、1日に何時間、勤務するかを自分で設定することができます。つまり、4時間勤務の日や、9時間勤務の日も自分で設定できます。  月曜日は、部活動を担当しているため、9時間勤務にしており、所定の勤務時間は1

      • 公立教員から私立教員に転職するまでに検討こと

        みなさん、こんにちは。 私立学校で教員をしているハットです。 今回は、公立の学校教員から私立の学校教員に転職するまでに、検討したことを書いてみたいと思います。私も、転職をしようか悩んでいたときに、このnoteの記事をたくさん読ませていただきました。 これから、私立教員になろうと考えている方の参考になれば嬉しいです。 学校の理念は自分の教育観にあうか。  これは、もっとと重視して選びました。理念は学校運営、教育の根幹となるので、よく理解するようにしました。学校のホームペー

        • 私立教員に転職してよかったーー!!働き方について

          みなさん、こんにちは。 私立学校で教員をしているハットです。 今日は、公立中学校から私立中高一貫校に転職して、1ヶ月で感じたことを紹介します。 ただ、私立学校によって異なるのであくまで参考程度に、、、 まず、結論から!転職してよかった!! よかったと思えるのは、管理職が一人ひとりの教員を大事にしてくれ、無理のない働き方が可能である感じる点です。働き方について、よく考えられています。 例えば、勤務時間についてです。時間変形労働制という制度で、1年間で〇〇日間、〇〇時間ま

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        不登校生徒を経験した子どもの生声

          【注目記事】不登校のきっかけ

           こんにちは、不登校生徒を対象とした学びの多様化学校ではたらいていたハットです。  3月26日に不登校のきっかけについて、子どもと教員の認識に大きなずれがあるというニュースがありましたね。非常に興味深いニュースでした。以下にリンク先をのせます。  このような認識がずれがあるからこそ、こども一人ひとりに向き合えていないと言われてもしょうがないのが現状です。ただ、一クラス40人を担任一人で丁寧に把握することは、なかなか至難の業ではありますが・・・  この記事では、約7割の生徒

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          不登校児童・生徒への声かけ(不登校特例校で働く教員のつぶやき)

           みなさん、こんにちは。不登校特例校で働いている教員のハットです。  不登校になった児童や生徒は、どうやったら学校に行くのだろうか?家から出てくれるのだろうかと、日々苦労されていると思います。子どものために多くのことを考えて、声をかけていますよね。  しかし、声のかけ方や言葉の選択で、子どもを傷つけてしまうことが多いのです。特にHSP(Highly Sensitive Person)で生まれつき、感受性がゆたかな子どもは、そのケースにあてはまるかもしれません。  その中で、

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          不登校生徒を対象とした「学びの多様化学校」のメリット

          みなさん、こんにちは。 「学びの多様化学校」を知っていますか? 不登校生徒を対象とした学校のことです。 今回は、「学びの多様化学校」のメリットを紹介します。 1.転校して、再スタートできる フリースクールや別室登校などとの大きな違いは「学びの多様化学校」に転校できるという点です。つまり、今通っている学校から離れて、新しく学校生活をスタートできます。  学びの多様化学校では、学校で辛い経験をした生徒が多いため、お互いに気持ちが分かり合え、居心地の良い関係性の中で卒業を迎える

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          「学びの多様化学校」という選択肢(現職の教員の呟き)

          現在、全国の小中学生の30万人弱が不登校です。 不登校生徒が学校に通いやすいように、環境に整備した学びの多様化学校という学校を知っているでしょうか? 不登校生徒の多くは、本当は 学校で学びたい!友達と仲良くしたい! と思っている人が多いです! 不登校になると、フリースクールや各自治体の適応指導教室や別室登校など、通うことになりますが、十分な学習ができるとは限りません。 そこで、学びの多様化学校という選択肢があります。学びの多様化学校は日本全国にあり、公立や私立など様々で

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