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超繁栄~それでも不滅の日本経済~

日本の政治は腐っているが、日本経済は明るいという点を強調したい。そもそも日本経済絶望論の理由は、
・GDPで他国に抜かれる
・平均賃金が伸びていない。他国は伸びている
これは、どちらも数字のトリックであることは他の記事で説明した。
今回は、どれほど日本経済が強いかを語りたい。
配信は月水金なので、今日は配信日ではありませんが、1月1日分とお考え下さい、

では、始めよう。
2021年の日本の輸出品目は下記の通りで、品目を見れば分かる通り、
工作機械・素材・バイタルパーツ(重要部品)が輸出の大半を占めている。

1 自動車 12.9%
2 半導体等電子部品 5.9%
3 鉄鋼 4.6%
4 自動車の部分品 4.3%
5 半導体等製造装置 4.0%
6 プラスチック 3.6%
7 原動機 3.0%
8 科学光学機器 2.8%
9 電気回路等の機器 2.5%
10 非鉄金属 2.5%

これは日本の輸出先が一般人ではなく、企業向けである事を意味する。
BtoCではなく、BtoBが日本の輸出のメインなのだ。日本は自動車産業が支えていると思われているが、実際には輸出の12.9%しかない。約87%はBtoB用商品であり、顧客は世界の製造業だ。製造メーカーが必要な素材や部品や工作機械を選ぶ際は、質を重視する。また長期的なコストを重視する。だから高くても壊れない・長持ちするから日本製を選ぶ。例えば鉄鋼の輸出が4.6%あるが日本製の鉄鋼は重要部品用の素材として使われる。例えばアメリカで採掘が活発なシェールガスを掘り進めるには日本製の丈夫な鉄鋼もしくはステンレス素材で作られたパイプが必用だ。日本製でないと、すぐに曲がって使い物にならない。日本製鉄やJFEスチールといった日本メーカーが製造したパイプだけが使用されている。だから円高になろうが、槍が降ろうが絶対に日本製鉄やJFEスチールのパイプが必用なのだ。これは世界に冠たる日本の素材産業の一例だ。

他にも…

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