見出し画像

会社が買収された時、従業員として_007_親会社へ出向する人も


『えー、そっち側にいくの?』という驚きと共に、ほんの数名は親会社に出向される方もいました。

『子会社社員の皆さんの能力や適材適所も親会社は見てますよ!親会社に配属される事もあるよ!』って言うケーススタディを意識的に作ろうとしていたのか、単に親会社組織に欠員が出て中途採用するのは、エージェントに支払うコスト掛かるから、新卒が育つまでの間、子会社から持ってきたらコストがかからないだろうという魂胆もあったかもしれません。その両方が目的だったかもしれません。職位は一般社員か、主任クラス程度であったと思います。そうして、逆出向(子会社から親会社へ)していった後の人員不足は、誰も補ってくれないのです。

でも、大事な事を書きます。親会社に出向していった事により、あなたの組織の人員が不足しても、ここで『人が足りない』と人事に言わない事です。何故か?それは、

親会社から出向社員が来る確率がグンと上がります。

社内異動での人員補充や、中途採用による補充は優先度を下げ、親会社からの人材が出向してくる事があります。いい事じゃないか?何が悪いの?と思った方。どんな人が親会社から来ると思いますか?_003で書いた通り、一癖も二癖もある人材が投入される可能性があります。

基本的に、親会社から来る人は、超出来る人か超出来ない人かの両極端。大きな賭けに出るくらいなら、人数不足を今の円満なチーム体制で補っておく方がマシです。ただ例外として、何らかの事情で転勤出来ない方がいて、親会社の組織内ではポストが無いから、子会社に出向してきたっていうケースもあります。(家庭の事情で、九州地域から離れる事が出来ない。親会社の九州支社では空きポストが無いから、子会社の九州支店に出向とか。)これは例外です。

でも基本的には、親会社から来る人材は二極化してます。これは学習した事なので、本当に参考にして下さい。親会社に出向した社員には、仲良くして情報をもらっておきましょう。ご参考になれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?