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47歳、はじめての転職_059_ブラック企業ではなく、ブラック上司の場合

転職してみないと分からない事。ブラック企業がどうかは口コミサイトのおかげでだいぶわかる様になってきました。でも、その会社にブラック上司がいるかどうか、その上司が直属になるかどうかだけは、わかりません。

私は前職の一時期に、ブラック上司にあたりました。直属上司とその上司の2人共がブラック。買収した子会社から出向して来た2人。子会社社員のモチベーションを下げさせない様にという配慮からかどうかは不明ですが、営業本部的な部署に2人が来ました。

毎週経営会議を行いますが、その資料作りに駆り出され、毎週火曜日は26時(午前2時)を過ぎても帰らせてはくれません。結局のところ毎回タクシーで帰宅してました。もちろん会社へ経費請求してそれは承認されるものの、営業本部で普段出張しない社員が毎週毎週タクシーを5,000円以上申請して、ブラック上司が承認してるけれど、何かおかしいと管理部門は気づいていたのか気付いていないのか、そのままスルーです。誰も助けてはくれません。

資料作成ってなかなかゴールが無い。何をもってゴールとするかって発表者の気持ち次第。直前まで修正している人います。直前まで修正したという、自分自身への満足度なのでしょうが、それに付き合わされる部下はたまったものではありません。本当に大変でした。

それでも当時何で続けられたのか?多分小さなプライドです。子会社から来て上司になって、そこまではいいけれど、こんな奴らに俺が潰されてたまるか!の一心でした。上司の上司が約一年で社長からの売上プレッシャーに耐えきれず辞めていきまして、ブラック上司が1人減り、また異動があって、約1年数ヶ月でマシな状態になりました。辞めていった方は同じようなポジションで仕事をしている様です。当時の私と同じ目にあっている人が都内のどこかに居るかと思うと

ブラック上司に当たったら、当時の私は何とか耐えましたが、遠慮なく逃げていいと思います。ブラック上司は最後、体調不良(かどうか知りませんが)と言って突然会社に来なくなりました。勝手なもんです。自分が大事ですよ。

会社は素晴らしいけれど、一人一人までブレイクダウンしていった時に同じかと言えばそうでもない。ましてや終身雇用の時代でもなく、様々な価値観の人が中途で入社している時代ですから、社風はあっても昔ほど強固な価値観で固まっているとはなってない。


こればかりは運です。でも、対処は自分で選択出来るんですから、無理せずに声を出していきましょう。今、あの人の下で資料作成している方に届けば幸いです。

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