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《現代詩》余韻

余韻に浸りたい
ただそれだけ

なのに
すべて説明させようとする

ずかずかと領域に入りたがる
単なる自己満足の為に

自分と他人とは違う
感じることも
考えることも

どうして無理矢理
癒されるものか

ほっといてあげる
そっとしとく

それだけで充分

哀しみに
邪魔すんな

余韻に浸りたい

ただ
それだけ

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