Note・書籍インプットの重要性と、おすすめ書籍紹介

こんにちはKです。
前回のケース面接解体新書に続き、Note・書籍インプットについて書いていきます。

まず自己紹介を。
25卒として就活をし、外資戦略コンサル複数社から内定をいただきました。
今は選抜コミュニティだったり、Twitterでメンターをしています。

今回のお品書きは

  • ①Note・書籍インプットって大事

  • ②Note紹介

  • (Amazonリンクが貼れなくてごめんなさい)

  • ③オススメ書籍紹介

    • 内定までに読もうシリーズ

    • 内定後に読んでよかったシリーズ

  • おわりに

でいきましょう。

今回はそこまで気合い入れて書いてないので、肩の力を抜いて読んでいただければと思います。

ではスタート。

①Note・書籍インプットって大事


内定までにすべきことをインプット・アウトプットに分けそれぞれに分けました。

  • インプット

    • 壁打ちの復習

    • Note

    • Youtube

  • アウトプット

    • 1on1(壁打ち・メンターに1人jobを見てもらう)

    • 1人(1人ケース・1人Job)

    • 1onN(job演習会等への参加)

インプット・アウトプットそれぞれの中身は優先度順です。

いろんな人を見てて思うのは
「アウトプットや復習に注力しすぎて、Noteや書籍のインプットが少ない」
ということです。

多くの人が内定者とのアウトプット・壁打ちの重要性を認識し、多くの時間を割いてます。
しかし
アウトプットに注力しすぎるあまり、インプットが不足し実力が頭打ちになっている人
を多く見かけます。(特に今の時期)

Note・書籍インプットをせずとも一定以上のレベルにはなれます。
しかし、戦略内定ボーダーを越えるには書籍インプットが必要だと僕は思っています。
経験則上、戦略ボーダー以上で内定してる(ケースやジョブでのパフォーマンスが高い)友達は読書好きが多いです。
BeRealを見てても、ちょくちょく本の写真をあげてます。

とはいえ
・読書をしてることと、ケースやジョブでのパフォーマンスが高いことは必要条件でしかない。
読書をしていても内定するとは限らないということ。

・たまーーーにほぼ何もせずに内定する人もいる。
Jobで本当に数人だけ見ましたが、ほぼ対策なしで内定する人もいます。
そういう人は往々にして、仮説の筋が異常に良かったり、勘が異様に鋭い人でした。

ということは肝に銘じてもらえたらと思います。


そんなわけで
Note・書籍インプットが大事なこと
が分かりました。
次はNoteについて触れていきます。

②Note紹介

僕はNote絶賛派です。
Noteは有象無象も多いですが、ダイヤモンドは素晴らしいです。

戦略内定者のケース解答!みたいなのをいくつか買ったのですが、あまりにもゴミでキレました。
しかしダイアモンドのNoteは手触り感もあり、自分の中のツボを押し、モヤモヤを晴らしてくれます。
お金への価値観は人それぞれですが、惜しまないことをお勧めします。


オススメNoteと簡単な説明を載せておきます。
【おすすめNote①】
さすがに最初は自分のノートです。

・内容
ケースを解く際、論点思考・仮説思考・イシュードリブンなど色んな思考法があります。
それらを用いた思考の流れを
①論点・イシュー仮説の発散
②イシュー特定
③構造化
④論拠付け
の順に説明しています。

・対象者
ケースに行き詰まってきた中級者以上〜の方です。
少し難しいので、何回も読んで咀嚼してください。
持論ですが、今の自分が少し背伸びする程度の成長痛を感じられるような本を読むべきです。
超初心者でなく、ケースに行き詰まっている方に読んでもらえればと思います。

【おすすめNote②】

KiemaさんのNoteです。

・内容、オススメポイント

網羅構造に関して網羅的にあげられており、ビジネスケースもわかりやすいです。
説明が懇切丁寧で、ケース始めたての方にもオススメできます。

・対象者
ケース初心者〜上級者


【おすすめNote③】

ケースの神様さんのNoteです。

・内容、オススメポイント
イシュー絞り込みの際の判断軸についても学べますが、一番勉強になったのは”セグメンテーションについて”です。
ケースで「これはうまく行った、、!」となった時のパターンはいろいろあります。
パターンの一つとして
「セグメンテーションが上手くいった時」
があります。
詳細はNoteを読んでもらえればですが、無機質なセグメンテーションでなく、手触り感のあるセグメンテーションの重要性とやり方を学べます。

・対象者
中級者以上〜
ある程度勉強した人が読むと「なるほど、、!」となれる内容です。
初心者でなく、中級者以上の方にオススメです。

【おすすめNote④】

AkabaneさんのNoteです。

・オススメポイント
戦コン就活の全体像を把握でき、論点・仮説・イシュー・ロジックツリー・イシューツリーの意味なども学べます。

・対象
初心者〜上級者
内容を完璧に把握し行動に移せてる人はかなり少ないので、上級者の方でも繰り返し読む価値があります。



って感じで
・Note読んだ方がいいよね
・おすすめNote

についての紹介は終わりです。

次はAmazonリンクについての説明の後、書籍紹介に参ります。


(Amazonリンク貼れなくてごめんなさい)

Amazonリンクの不具合で書籍表紙が表示されないため、商品リンクでなく画質の悪い商品のスクショを貼ってます。
購入される際はお手数ですが、Amazonで書籍名から調べていただければと思います。
改善されれば、Amazonリンクに差し替えさせていただきます。
↓↓不具合の詳細↓ ↓



③おすすめ書籍紹介

書籍紹介は
・内定までに読んでよかったシリーズ
・内定後に読んでよかったシリーズ

にわけて紹介します。

まず前者から

内定までに読んでよかったシリーズ


【戦略思考コンプリートブック】

・内容+おすすめポイント
論点思考+仮説思考+イシューツリーの種類・組み方を懇切丁寧に学べる。
東大生本のような変な癖がつかず、仮説を元に問いを論点に分解し、イシューツリーを構築する流れを学べる。
よく1冊目にオススメします。

・懸念点
1〜6章まである内、4章後半・5.6章は微妙。
さらっと読むだけでいい。



【結局、仮説で決まる。 】

・内容+おすすめポイント
個人的に超オススメ。
戦略思考コンプリートブックと内容は近く、仮説を元に問いを論点へ分解しイシューツリーを構築する流れを学べる。

仮説は
・ストーリー全体の仮説
・イシュー特定までの仮説
・イシュー特定後仮説
の3つに分けられる。と定義し、それぞれについて触れられている。
僕は、戦略思考コンプリートブックよりこっちの方が好き。

・懸念点
特になし。


【フェルミ推定の技術】

・内容+おすすめポイント
フェルミ推定の1冊目。
「フェルミ推定は現実を投影した数理モデルである」というフェルミ自体の話や、お作法や、複数選択肢を出す横の論理について記載されてる。
フェルミ・ケースのOSについて学べる。

・懸念点
著者の方の本(高松本)あるあるだけど、文体が苦手な人もいるかも。


【戦略コンサルティング・ファームの面接試験】

・内容+おすすめポイント
売上向上・利益向上・新規市場参入・プライシングにおける論点を学べる。
網羅構造系対策におすすめ。

・懸念点
事例を全部読む必要はあまりない。
最初の方にある論点をの話を学べれば、事例はある程度で良い。


【イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」 】

・内容+おすすめポイント
バイブル
です。
イシューについて・良いイシューの条件はもちろん、後半の分析パートもわかりやすい。
ケース・jobどちらにも必ず役立ちます。

・懸念点
初回読んでもイマイチわからないと思う。
何回でも読もう。
僕は4回程読み、自分の言葉と図に起こしました。


【論点を研ぐ 戦略コンサルタントが明かす「問題解決」の実際】

・内容+おすすめポイント
バイブル
。年1で会えるかくらいの良書。
論点を研ぐ=
「クライアントが立てた前提(論点・仮説)が本当に正しいのかを疑い、新たな論点を見出す」
ことについて学べます。
コンサルタントのバリューはクライアントの論点を研ぐことだと思い知らされました。
設定がしっかりしてるJobだとかなり役立つこと間違いなし。

内容とは関係ないですが、内容が恐ろしく構造的でわかりやすい。
ほんとおすすめの1冊。

・懸念点
そんなものは無い。


【「答えのないゲーム」を楽しむ 思考技術】

・内容+おすすめポイント
あまりオススメしてる人は見たことないけど、個人的に好き。
論点って大事なんだなぁと深く理解出来た1冊。
他にも、ファクトからの示唆の出し方・プラチナ示唆についてなど、他の本では学べないことを学べる。
ケースよりjobに役立たつ。

・懸念点
フェルミ推定の技術と同様、文体が苦手な人もいるかも。


【コンサルが3年間で学ぶこと】

・内容+オススメポイント
思考と作業を分けろ・パワポはエグサマから・仮説検証の心得など、Jobで役立つ内容を学べる。
コンサルタントとしてのお作法を学べる本は少ないからオススメ。

・懸念点
内定をゴールにするなら不要な内容(入社後に必要な内容)も多い。
文体が(以下略

【戦略「脳」を鍛える】

・内容+オススメポイント
仮説構築における脳の使い方と戦略分析ツールを学べる。
仮説構築における脳の使い方をここまで解像度高く書いてる本はそうそうない。
あと個人的には、羽生さんの脳みそスキャンした話が好き。

・懸念点
特になし。


【アナロジー思考】

  • 内容+オススメポイントバイブル。
    仮説構築における手段の一つである、アナロジー思考の”てにおは”を学べる。
    左脳的な”論理的思考”も”論点思考”も、右脳的に創出した”仮説”の奴隷でしかない。
    流石に読んだ方がいい。

  • 懸念点

この著者の本あるあるで、説明が若干くどい。(くどいから頭に擦り込まれるってのもあるが)
ふーんって思いながら所々読み飛ばそう。



  • 【「暗記する」戦略思考 「唱えるだけで」深く、面白い「解」を作り出す破壊的なコンサル思考】

・内容+おすすめポイント
「リアリティ•スウィッチ」や「フチドリ思考」など、「限られた情報の中で深い示唆のあるアウトプットを出す」ことを目的に書かれたケース対策本。
アウトプットの質云々よりも、思考環境を整え方に着目して読むのが良い。
個人的には、「凡人が天才に勝つための方法」として暗記から逃げないことを熱く語ってる箇所が好き。

・懸念点
文体が(以下略)だが、ケースを解く際の頭の中を覗いてる気分になれるのでこの本に限っては許される。



【過去問で鍛える地頭力 外資系コンサルの面接試験問題】

内容+おすすめポイント
多くのフェルミ・ケースの解き方について記載されてる。
フェルミ・ケースの解答例・温度感を学べます。

・懸念点
解答例がそこまで良くない。
初心者が目指すべき姿だけど、参考にしすぎない方が良い。


【東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート】

・懸念点
一応載せましたが、全然お勧めしません。
鵜呑みにしすぎないでください。
登竜門的に本屋で1時間くらい立ち読みする程度でいいと思います。


【論点思考・仮説思考】

・内容+おすすめポイント
論点思考と仮説思考について実務ベースで記載。

・懸念点
巷で言われるほど素晴らしい本とは思っていない。
 「論点思考・仮説思考が普及していない頃、パイオニアとして論点思考・仮説思考を説明した。」という点で素晴らしい本だと思う。
しかし、疑問形でない論点もあったり色んな点が目立つ。
これまで紹介した本で論点思考・仮説思考について充分学べる。


内定後に読んでよかったシリーズ


【問題解決力を高める「推論」の技術】

・内容+おすすめポイント
論理について学びたいなら1冊目におすすめ。
帰納法・演繹法はもちろん、他では触れられている例の少ないアブダクションにも触れられてる。
それぞれについての詳細な説明・留意点・活用具体例・トレーニング方法と情報量が豊富にある。

・懸念点
特になし。


【思考・論理・分析―「正しく考え、正しく分かること」の理論と実践】

・内容+おすすめポイント
僕自身、思考ってなんだろ?論理ってなんだろ?分析ってなんだろ?って思った時に読んで、スッキリした1冊。

・懸念点
ちょっと趣味寄りかも。なにかアウトプットの質が上がるというわけではない。


【コンサルの武器──成果を出す人が必ず回避する11の論理バグ】

・内容+おすすめポイント
日常会話の中には、論理学で言う裏や逆の状態が成立すると錯覚している場面も多いい。
この本では、日常的な発言を「AだからB」と一般化し、論理学的に評価してます。
懇親会でマネとかパートナーの人と喋った時に言われる口うるさい所(笑)が載ってて面白い。

・懸念点
日常会話に論理性を求めたくなってしまう。


【ストーリーとしての競争戦略】

・内容+おすすめポイント
バイブル。
・戦略は因果関係のシンセシス
・戦略は静止画でなく動画
・戦略に法則はないが論理はある
など、戦略とはなんたるか?を学べる。
戦略を作る上での必読書に近い。
N回読みました。

・懸念点
長い。とはいえ面白くてすぐ読めちゃう。


【考える技術・書く技術】

  • 内容・おすすめポイント
    マスト。SCQA・ピラミッドストラクチャーともにマストで頭に入れとくべき。

  • 懸念点

  • 最初はイマイチわからない。でも、「わかんないなぁ」って思いながら何周も読むことも含めて経験すべきかなと。


  • 【【新版】日本語の作文技術 (朝日文庫)】

・内容+おすすめポイント 
修飾語・句読点の打ち方・助詞の使い方等を学べる。
自分の文章に納得感を持ちながら、書けるようになる。
句読点の打ち方など、学校の指導要領の中にないから勉強になる。

・懸念点
内容がスッと入ってきにくい。
具体的に言うと、具体例の数が膨大な割に、結論が最後になっている。
結論ファーストが常に正しいとは全く思わないが、具体例が膨大な場合はさすがに結論を先に教えてほしい。
内容自体は素晴らしいので、多少覚悟して熟読しましょう。


【超・箇条書き―――「10倍速く、魅力的に」伝える技術】

・内容+おすすめポイント
わかりやすい文章を書く上で必要なことがまとめられている。
自動詞他動詞の使い分け・体言止めの是非・MECEをあえて崩す。など他の本では学べないことを学べる。

・懸念点
割と既知の情報も多いから、ある程度読み飛ばして読むのが吉。


個人的今後読む本たち

・論理トレーニング101題
・戦略の要諦
・良い戦略、悪い戦略
・意思決定のための「分析の技術」
・外資系コンサルのリサーチ技法
・外資系コンサルのスライド作成術
・外資系金融のExcel作成術


おわりに

このNoteをキッカケに読んだ本が、あなたの成長に繋がることを祈っています。


Lots of love,
K




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