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腱鞘炎への対処法について

中指の腱鞘炎。医者では使わないようにしてと言われ、鎮痛消炎剤を処方されていますが、一旦治ってもすぐに再発します。腱鞘炎を治す何かいい方法はないでしょうか?
に対する私の回答です。

痛みが出ているときは、炎症が起きているので、痛みを助長する刺激は避け、医師に処方された鎮痛消炎剤で炎症を抑える治療がいいと思います。

痛みが取れても、腱と腱鞘の摩擦が生じている状態ですと、すぐに再発する可能性があると考えます。筋肉を使った直後に冷やすことで炎症の予防が出来るかもしれません。
痛みが取れたら、指を使う前に、腕、肩、上半身のストレッチを行うことをオススメします。

長時間の細かい指の動きや指先に力を入れていると、虫様筋という手の筋肉が疲労することもあります。
そこで、虫様筋のストレッチ方法です。テーブルに手を置きます。

指を全体的に曲げて指先だけがテーブルにつくようにします。

指先はテーブルにつけたまま、第一、第二関節は曲げたまま、矢印の力の向きで第三関節をテーブルに近づけるように押し付けます。

15秒ほどを2,3回行うことで、虫様筋が少し緩みます。
何故こんな独特な方法かといいますと、筋肉の付着の仕方が独特だからです。虫様筋は骨についておらず、指を曲げる筋肉と腱膜という腱を包む薄い膜についており、この筋肉が硬くなると腱の滑走が悪くなるのです。
長時間鉛筆を持って手が疲れたときにも、このストレッチ方法は少し効果があるようですので、紹介させていただきます。

腱鞘炎は、腱を包む腱鞘が肥厚している場合と、筋肉が硬くなって腱鞘との間の摩擦が強くなっていることがあります。

肘の内側、前腕の中心をマッサージすること筋肉を柔らかくし、腱鞘炎の予防に繋げることもできます。

スマホ操作、パソコン操作、ペン作業など指先中心に使っている習慣になっていませんか?指全体を使う習慣を心掛けるのはどうでしょうか。

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