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3つの型で学ぶ「読まれる文頭」を作るコツ

このnoteでは、ブログやコンテンツの「第一印象」について解説していきます。書店で、目に入った本をパラパラとめくり、文章の始まりがつまらなかったらすぐに閉じてしまいますよね。恋愛で言えば。マッチングアプリで異性と初めて会ったとき、第一印象が悪いと「あ、この人とは合わなそうだな」と思われてしまうのと一緒です。その先、その異性と2度目のデートが来る日は一生ありません。

このように、恋愛だけでなく文章においても「第一印象」ってめちゃくちゃ大事なんですよ。

しかし、多くの方が「第一印象」をおざなりにしているように見えます。

「私のブログは中身の質では誰にも負けないんです!読み進めてもらえたら、必ず良さに気づいてもらえるはずです。」

と、こんなふうに後から挽回しようとしてしまうんです。

これじゃあ、ダメなんですよ。読み手は、高嶺の花である異性だと思ってください。みんながその異性を狙っています。その場で仕留めなければ次なんて来ません。

では、ブログやコンテンツにおいて「第一印象」とは一体なんなのか。

今回はこの「文頭」について詳しく解説していこうと思います。具体的な内容は以下のとおりです。

  • 「文頭」の役目がわかる

  • 「文頭」に必要な3つの要素がわかる

  • 「文頭」に使えるテンプレート3つが学べる

「文頭」が持つ役目とは…

これだけです。

「それだけかよっ!」と思うかもしれませんが、これができなければ話になりません。

ブログで言えば、本当に伝えたい内容を読んでもらえない。
コンテンツで言えば、購入まで至らない。

こんなことが起きてしまうわけです。せっかく書いた内容をしっかりと読んでもらうためにも、「文頭」は意識して書いていきましょう。

再度にはなりますが、「文頭」は続きを読んでもらうためだけに存在すると強く心に刻んでください。

では、どうやって続きを読んでもらえるようになるのでしょうか?

その答えが

「文頭」には権威性・簡易性・希少性を入れる

簡単に言ってしまえば、

凄そう!簡単そう!珍しそう!

と、読み手に思わせる必要があります。特に「権威性=凄そう!」はマストです。必ず入れるようにしましょう。

読み手があなたのブログやコンテンツを読み進めていくには、「コイツ普通じゃねえな!」「ちょっと引くレベルなんだけど…(もちろんいい意味で笑)」と思ってもらう必要があります。

人は自分よりレベルの低い人の情報を見ようとはしませんからね。

では、どうやってこれらの要素を打ち出していけばいいのでしょうか?

権威性を出すには?

どんなポイントでもいいので「ずば抜けた強み」を伝えましょう。

・知識や実績がずば抜けている
・スキルや能力がずば抜けている
・提供する商品やサービスがずば抜けている
・経歴や過去がずば抜けている
・考えや主張がずば抜けている
・覚悟や行動量がずば抜けている

など

例えば、

「小中高で、常に模試を全国1位キープしてきた私が教える〜」
「親が借金を残して、高校生ながら負債が1億超の俺でも成り上がれた方法は〜」

とか見ると「うわっ!なんか凄そうだな!」って思いますよね。

ここまで書くと8割以上の方が「自分にずば抜けたものなんてないんです…」と嘆くのではないでしょうか。

安心してください…とは言いません。権威性を出すには、それ相応の経験や努力が必要です。

何もしていないのに掛け流しの温泉のように、権威性が勝手に湧き出てくることはありません。

自分の過去を見つめ直し、自己分析をしても自分の強みが見つからないという方は、権威性を作ることから始めましょう。

どんなに小さな努力でもいいんです。

「1週間で本を50冊読んだ私がオススメする珠玉の1冊は〜」
「1日に100ツイートをして分かったTwitterの全て」
「入社から3年間、上司のメール全てに1分で即レスし続けた結果」

これだけでも、十分な権威性になり得ます。あとは、あなたのブログやコンテンツに紐づけるだけで、読み手は「なんかこの人凄そうだな…」と思わせることができます。

簡易性を出すには?

そもそも簡易性とはなんなのか、というところから話をしていきます。

結論、「今知っている内容(行なっている方法)よりも、簡単に変化が起こせるのか」これに尽きます。

とは言っても、「超簡単ですよ!誰でもできます!楽勝です!」と豪語しても怪しさだけが先行してしまいますよね。

そこで、怪しさや嫌味を感じさせずに簡易性を出す方法を、ある本の紹介に沿って説明します。

年間500冊のビジネス書を読みこんできた私が「これだけ読んでいれば、他の本は読まなくていいよ」と部下に1冊の本を勧めたら、部下が私の月収を超えててワロタw w w

怪しさや嫌味を感じなかったのではないでしょうか。一方で次のような本の紹介だとどうでしょうか。

年間500冊のビジネス書を読みこんできた私が教える「とっておきの1冊」。ぶっちゃけこれだけ読んでおけば、稼ぐことは簡単です。

悪くはないんですが、違和感を覚えるはずです。その違和感の正体は「ビジネス書500冊も読んできた人だから、稼げたんじゃないの?」です。

簡易性を打ち出すはずなのに、不安感を与えてしまっているんですよね。しかし、前者であれば「部下」という立場が低い人が結果を出しているため「自分にもできそうだ」と思えますよね。

このように、第三者を介して説明すると、違和感を与えずに簡易性を打ち出すことができます。

希少性を出すには?

希少性を打ち出す3種の神器を渡します。

「今だけ」
「これだけ」
「あなただけ」

「今だけしかお伝えしていない内容なんですが〜」
「これだけは他の商品と全く違います」
「私と似ているあなただから伝えているんです。」

これらのワードはやっぱりどんな時代になっても強いです。

しかし、希少性頼みの文頭はあまり良いものではないため、使うときは権威性と簡易性にほんのりスパイスとして加える程度にしましょう。

それぞれの要素の割合としては

権威性:簡易性:希少性=6:3:1

このぐらいを意識して文頭に取り入れてみましょう。

それでは、今日からすぐに使える文頭テンプレートをご紹介していきます。

「文頭」3つのテンプレート

先述しましたが、文頭で意識するのは「権威性」を打ち出すことです。そのため、これからお伝えするテンプレートも「権威性」を上げるためと思ってください。

その上で、簡易性や希少性を加えていきます。

「文頭」3つのテンプレートは以下になります。

・他者比較型
・メガ進化型
・体育会系型

他者比較型

一般的には〇〇と言えば、Aだけど、これはなんとBなんです!!!

例文
一般的には勉強と言ったら、机の前で行うものですが、これは寝ている時に聞くだけで学べちゃうんです!(商品名:寝ながら学べるクン)

メガ進化型

(自分あるいは他の誰か)昔は〇〇だったが、これに出会うことで××になれました!

例文
私は高校まで成績が悪く、常にクラスで最下位でした。しかし、「寝ながら学べるクン」を使い始めたら、3ヶ月でクラスで1位の成績を取ることができました。

体育会系型

〇〇に出会うまでに、たっくさん努力してきました!

例文
「寝ながら学べるクン」に出会うまでは、マジでいろんな勉強法を取り入れてきました。しかし、その中でも一番効果が出たのが「寝ながら学べるクン」だったんです。

単体よりも複合させて使うべし

「文頭」テンプレートは、単体でも効果はありますが、3つ全てを複合させることをオススメします。

先述した例文を複合させると以下のようになります。

 私は高校まで成績が悪く、常にクラスで最下位でした。しかし、「寝ながら学べるクン」を使い始めたら、3ヶ月でクラスで1位の成績を取ることができました。
 一般的には勉強と言ったら、机の前で行うものですよね。しかし、これは寝ている時に聞くだけで学べちゃうんです!
 「寝ながら学べるクン」に出会うまでは、マジでいろんな勉強法を取り入れてきました。しかし、その中でも一番効果が出たのが「寝ながら学べるクン」だったんです。

このようにすることで、文頭で権威性・簡易性・希少性を打ち出せ、読み手があなたのブログやコンテンツをどんどん読み進めていってくれるようになります。

最後に

今回は「文頭」について説明してきましたが、本noteの本質にはお気づきでしょうか?

「権威性」を打ち出すために自己分析あるいは努力が必要

実は、これが今回のnoteであなたに知って欲しかった部分です。

努力は現在もされていると思いますし、これからも続けていかれると思います。しかし、自己分析は思ったよりもできていない人が多いです。

今回のnoteを機に、もう一度自己分析をしてみてはいかがでしょうか?新しい自分が発見できるかもしれません。

オリエンタルラジオの中田敦彦さんがオススメする「自己分析」の書籍が、とてもわかりやすいので、参考にしてみてください。

「1500円は高いな〜」と思われる方は、Amazonオーディオブルなら無料で聴くことができますよ!

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「稼げる人と稼げない人の特徴」についてまとめています。
コチラの記事も、ぜひ参考にしてみてくださいね!


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